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2014/04/12

[REVIEW] THE NEXT GENERATION -パトレイバー 第1章

機動警察パトレイバー」実写版プロジェクト 公式サイト  http://patlabor-nextgeneration.com/

  今回のプロジェクト最大の驚きは、実寸大のイングラムとその格納設備を作り上げてしまったことだろう。1年間のドラマシリーズの後、映画で締めくくるというなんとも壮大なプロジェクトだが、まずは「つかみはOK」と及第点の出来と言って良い。
  エピソードゼロで語られたのは、レイバー産業には明るい未来などなかったと言う残念な時代背景だった。実写でやるにあたりロボットが格闘や銃撃戦をやるのが困難だというのもあろうが、あれだけアニメで盛り上げといて「二足歩行ロボットなんか動くわけがない」と言うのは、ファン的にはどうにも納得いかない展開であるのは間違いない。実写に変えたからといってリアリズムを追求しなくても…、と言うのが正直な感想です。
  そして1話のメインは第二小隊の日常、レイバーが動かないということで人員も削減され、でも警察である以上24時間待機を解除するわけにもいかずということで苦労する隊員の生活が描かれる。長い夜をひたすら待機ですごし警報はほとんどが誤報でレイバーをキャリアに乗せることさえない。ある意味究極にブラックな企業であり、ホントにこんな勤務態勢を引いたら大問題になること請け合いだろう…。
  正直、レイバーが発進したところで次話につなげるかと予想していたのですが、原則一話完結と言うことで、しっかり銃弾を撃ってました。ただし、銃を撃つシーンとその後のあり得ない爆発シーンにごまかされて、どうやって暴走レイバーを止めたのかが正直「はてな?」とごまかされた感じです。まあ、今後はレイバーも動き回ると関係者が言っていますので期待しましょう。
  アニメから実写に媒体が変わったということ以上に、「NEXT GENERATION」を印象づける、これまでとは全く違った作品に仕上がった印象です。作品のそこかしこに出てくるイングラムがなければ、パトレイバーとは思えないのでアニメ時代からのファンの人たちには納得いかないことも多いし、逆に押井守ファンにとっては納得の演出とも言えるでしょう。ただし、実写でロボットものをやってファンを驚かそうと言う試みについては今のところ大成功だと言えるでしょう。今後1年かけて続くストーリーが楽しみであり、もちろん第2話も劇場に見に行く予定です。

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