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2013/12/01

[REVIEW] The Counselor

映画『悪の法則』オフィシャルサイト  http://www.foxmovies.jp/akuno-housoku/

  アメリカの闇世界の華やかさと怖さを思い知らされた映画でした。オールスター的な華やかな映画を期待していっただけに、正直裏切られた印象です。もちろん、想像と違ったと言うだけで、ギャング映画としては大変よくできていたので十分満足してはいるのですが。それはさておきエロいです。OPのシーンからして、主役の弁護士さんとフィアンセさんが布団の中でキャッキャしてます。しかも下を触れだのなんだのと大騒ぎです。さらにキャメロン・ディアス演じるお姉さんが車とやっちゃってます。まあ、車に乗ったりするのはよくやる人ですが、さすがに車とやってるのを見るのは初めてでした。
  後は、ギャング映画と言うことなので、人の首が飛んだり死体がドラム缶に入っていたり、当然ドンパチがあったり、いろいろオイオイな描写が連発です。中でもバイクに乗った人の首が飛んでしまうのはさすがにどうかとは思いました。まあ、ファンとしてはブラピさんの頸動脈が切れて血塗れになるのがショックなんでしょうが。アダルティな面よりもバイオレンスな面でPG12がつけられた様子です。
  とりあえず、ストーリー的には色々な場面がパラで展開してよくわからないのですが、キャメロン・ディアスの一人がち状態のようです。ロンドンから香港に行くようですが、組織の追っ手は大丈夫なんでしょうか…。そんな彼女の声を当てていたのが田中敦子さん、女性の怖さと色気を表現すると言う意味で、まさにはまり役だったと思います。その声を聞きに行くために、わざわざ横須賀まで出向いた回がありました。後は、本名さんとか出てたようですが、さすがにわき役で陰は薄かったかなと。まあ、突然捕まっておしまいって役ですしね。
  ギャング映画が好きな人には楽しめるとは思うのですが、なにせ死体とか首とかが出てくるので見る人を選ぶ映画だとは思います。後は、微妙にえっちぃ描写が多いので、カップルで見るのはよかったり悪かったりするのでしょう。批評家の評判がまっぷたつに分かれたり、興行が若干伸び悩んでいるというのも、そういう一般受けしない部分に寄るところが大きいような気がします。

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