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2013年12月

2013/12/30

[REVIEW] 魔女っこ姉妹のヨヨとネネ

魔女っこ姉妹のヨヨとネネ http://www.majocco.jp/

  2013年の最後にこんな素晴らしい映画を見せてくれてありがとうと言うのがまず最初に浮かぶ感想です。今年の最後に選んだ作品が年度を代表するに値する作品だった自分の運も捨てたものではないと思いました。
  魔法少女ものですが、魔法を使うのは幼女…、ではないけど小さい子です。可愛いんだけど今どきの大きなお友達好みとは反対のおこちゃまが奮闘します。一回り大きな妹ちゃんも出てきますが、あくまで主役のヨヨを引き立ててる役割なので、ヨヨさんほどの出番はありません。こっちの世界にきてからは映像出演ですし(あたりまえですが)。
  最初は子供向け作品かなぁと言う感じの可愛い描写連発でしたが、そこはさすがのufotableさん、可愛い表現を全力全開で頑張ってます。小さな魔法少女が踊ったり飛んだりするシーン、何気ない町の描写を作成するために為された労力を考えると寒気を感じるほどです。
  お話自体は王道だと思います。色々ありましたが誰も傷つかずに事件が解決してめでたしめでたし。ヨヨさんも無事に魔法界への帰還を果たすというところに落ち着きます。ただし、そこまで盛り上げようが音楽も映像もハンパないです。作風的に悲劇的なことは起こらないだろうなぁと予想していても、ハラハラドキドキの展開に涙してしまいました。
  個人的には、小学生が俺ソバのようなものを好物にするのはどうなんだという気がします。カップ焼きそばにマヨネーズはともかくとして、タバスコは刺激的にまずいだろうと。まあ、きっと作者なりスタッフなりの好物ということなんでしょう。もちろん、しっかりと試して悪くないことは確認済みです(笑)
  主役のヨヨさんとネネさんは若手が頑張っておられたようですが、まわりには子安君とか氷上さんとか結構なメンバーがおられました。ただ、沢城さんと太田さんの認識が出来なかったのが悔やまれるところです。それにしても太田さんの司令官の演じっぷりはすごいなぁと関心させられました。
  地上波等ではほとんどCMをみなかったのですが、深夜アニメの枠では結構CMが流れていたようです。ただ、アニメファンには当然として、小さいお子さまの皆さんにもしっかりみてほしい作品だと思うだけに、もう少し一般向けの宣伝とか出来ないものかなぁと考えてしまいます。まあ、今の世の中のアニメの立ち位置を考えると妥当なんだろうなぁとは思います。2回連続見させてもらいましたが、それでも与えられた情報を消化しきれなかった印象ですし、何より見てほっこりとした気持ちにさせられる作品ですので、なんとか時間を見つけてもう1回くらいは映画館でみたいと思います。もちろんBDは購入予定です。

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2013/12/26

[REVIEW] Gravity

『ゼロ・グラビティ』オフィシャルサイト

 http://wwws.warnerbros.co.jp/gravity/#/home

  よくできた宇宙映画だとは思います。ただ、そこで繰り広げられるストーリーについては、あまりにもドラマティックで出来すぎな感は否めません。
  ハッブルやシャトルが破壊されるようなデブリの中、二人が生き残ったと言うのが出来すぎですし、そこからISS経由で中国ステーションに向かうというのも、どうなんでしょうと言う感じです。現時点で中国ステーションが存在しないと言う問題があるのですが。
  宇宙遊泳のシーンはなかなかうまく出来ていたとは思います。もっとも、実際の遊泳シーンをそんなにみた事がないので、どこまでが真実でどこからが脚色かというのはいまいち判別が難しいところです。噴射材がないなかでのランデブーで、転がりながらもどうにか着地と言う時点で、まず宇宙服がアウトだろうとつっこみたくなるところです。
  たまたまISSではロケットがアウトでも機密が確保されていたり、そしてたまたま宇宙服はOKで、着陸用の設備が生きていたり、落ちそうなステーションでロケットが健在だったり、なにより、一介の科学者がソユーズや中国のロケットを四苦八苦しながら操縦するというのは、物語と納得するしかありません。
  とりあえず宇宙遊泳のリアルさ宇宙、そして地球の美しさとヒロインの悪銭苦闘ぶりを楽しむ映画だとは思うので、あまりSFとかリアルとかを気にしたらダメなのでしょう。宇宙空間の美しさと、サンドラ・ブロックとジョージクルーニー、そして小山さんと深見さんの掛け合いを聞くだけで十分に元を取れる映画だと思います。

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2013/12/22

[REVIEW] The Hunger Games: Catching Fire

ハンガーゲーム2  http://hungergames.jp/

  もう、ただただ「素晴らしい作品を見せていただいてありがとう」と言う、感謝と賛辞の言葉しか思い浮かびません。まさに2013年の代表作として自信を持ってお勧めできる作品だったと思います。
  タイトルこそ「ハンガーゲーム」ですが、今作に関しては前作ほどバトルを見所とはしていません。むしろ「アフター・ハンガーゲーム」的に、ハンガーゲームで奇跡の生き残りを成し遂げたカットニスとピータのその後、と言うのが前半の見せ場となっています。勝利の結果大金を手にした二人は末永く幸せに暮らしました…、などというおとぎ話で終わるわけもなく、勝者を待っていたのも厳しい現実と言うことだったわけです。
  実家を諸悪の根元の大統領が訪れて、そして脅しをかけるあたりからして、とんでもない事態だというのはわかりますが、それでもしっかり嫌みの一つを返すのがさすがカットニスです。さらに、ツアーのためにやってきたエフィに対しても最初は引っかかるところがあるのですが、記念大会が決まり、その準備を進めるにつれ、チームとしての連帯感というのも見えてきたり。
  そして今回の記念大会のハンガーゲームでは、ファイト以上にサバイブと言うのが重要になってます。毒の霧や稲妻や血の雨に洪水と、なんでもあり。しかもわき水さえない熱帯での戦いとか本当にどうかしています。同盟をくんだフィニックと衝突しながらも共に生き残ろうとしたり。ピンチになるとやっぱりピータのことが気になったり。そして、今回最大の弓でのショットの後、まさに予想もしない展開が…。このあたりについては、映画館でしっかりと驚いてほしいところです。
  中村さんのゲイルに命令される水樹カットニスさんも、なかなかキュートですが、そこに割り込んでくる神谷ピータも前回よりはヒーローぽかったようにおもいます。そして今回から登場したXX君も、最初はよくわからないのですが、ゲームの中ではしっかり同盟者として活躍していました。あとは生天目さんのジョアンナさんのあばずれぶりと、でも根はいい奴というのが結構ツボでした。もちろん妹さんなくぎゅーも相変わらずいい味を出していたと思います。
  あまりの大人気にあやかってか、三部作の最後となる次回は前後編に分けての公開と言うことになったそうです。ただ、今までの最大の見所だったハンガーゲームはあまり見られないシリアスな展開が予想されるだけに、今まで同様のセールスを上げられるかは興味深いところです。ハンガーゲームの描かれないであろう最終作ですが、この世界観の結末が描かれるという意味でとても期待しています。それまでは、原作を読むのを我慢し、映画館での新鮮な驚きを満喫したいと思います。

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2013/12/07

[Premier League 13/14] #15 マンUTD v ニューカッスル

スタジアム
  オールド・トラフォード  マンチェスター
試合結果
  マンUTD 0 - 1 ニューカッスル  Att: 75,233
主審
  アンドレ・マリナー
ラインナップ
 マンUTD
                20 Vペルシー   14 エルナンデス

      44 ヤヌザイ                               17 ナニ

                23 クレバリー   04 ジョーンズ

    03 エブラ   15 ビディッチ   06 エヴァンス   02 ラファエル

                        01 デヘア
    サブ
        13 リンデガード   05 ファーディランド   08 アンデルソン   18 ヤング
        19 ウェルベック   25 バレンシア         29 ザハ
    監督
        デビッド・モイーズ
 ニューカッスル
                          14 レミ

      11 グフラン         07 シッソコ       08 アニタ

                  24 ティオテ       04 キャバイエ

    03 サントン   02 コロッチーニ   06 ウィリアムソン   26 ドビュッシー

                          01 クルル
    サブ
        21 エリオット   09 シセ   10 ベンアルファ   13 エムビア   18 グティエレス
        23 アメオビ     25 オベルタン
    監督
        アラン・パーデュー
試合展開
  08 NCU ▲YC:カバイエ                     CARD▲カバイエ
  57 NCU 交代1:グフラン(OUT)、ベナンアルファ(IN)
  61 NCU SOG:右クロス→カバイエS→DFR           GOAL★MUN 0-1 NCU
  68 MUN 交代1:ナニ(OUT)、ザハ(IN)
  69 MUN 交代2:クレバリー(OUT)、アンデルソン(IN)
  76 MUN 交代3:ラファエル(OUT)、バレンシア(IN)
  78 NCU 交代2:カバイエ(OUT)、アメオビ(IN)
  83 NCU 交代3:ドビュッシー(OUT)、エムビア(IN)
  +1 NCU ▲YC:アニタ                      CARD▲アニタ

前半:スタッツ
           G   S  SOT  CK   F  POS  YC  RC  OFF
    マンUTD  1   4   1   3   2  46   0   0   0
  ニューカッスル  0   6   2   1   8  54   1   0   1

コメント
  ルーニー、香川、キャリックを欠き、頼みのファンペルシーも負傷明けで精彩を欠くユナイテッドは
 全くいいところがなく敗戦。セットプレイからのゴールがオフサイドというシーン以外は決定機を
 作り出せず。特にルーニーとキャリックの不在で攻撃がサイドのドリブル突破のみに絞られたのが
 痛かった。12月1月の過密日程で逆襲をかけたいはずが、前節のエバートン戦に続いての連敗は
 痛すぎる、

スタッツ
           G   S  SOT  CK   F  POS  YC  RC  OFF
    マンUTD  1   8   4   4  11  47   0   0   2
  ニューカッスル  0   9   3   4  18  53   2    0   2

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2013/12/01

[REVIEW] サカサマのパテマ

映画『サカサマのパテマ』オフィシャルサイト   http://patema.jp/

  舞台設定、映像美、そしてストーリーと、作品のすべてにおいて今年の最優秀作品を名乗るに値する素晴らしい映画だったと断言できる最高の映画でした。
  空から女の子が降ってくるというのは昨今のテレビアニメでは何故かよくある設定ですが、女の子が上方向に落ちていくというのはなんとも斬新な話です。重力の作用する方向が逆向きの人々が出会ったら…、どうしてそういうことが起こっているのかはともかく、もしもそんな事態になったら双方パニックになるのは間違いないところです。エイジが普通に見上げる空がパテマにとっては奈落の底…。正直、この作品を見てからは空を見上げるのが怖くなることがあります。
  作品を見ているときに突然視点が入れ替わり180度上下が逆転する。CG時代だから頑張ればできる表現ですが、普段見ない視点だけに驚かされます。そしてそんなサカサマな二人が抱き合うとこで重量が軽くなって空を跳べる…。なんともファンタジーなシーンではありますが、もしもパテマの方が重かったりしたら、かなり悲惨な結末を迎えたことでしょう(笑)。まあ、それ以上に女の子のお腹に顔を埋めるあの姿勢はどうなんだと考えてしまうのが汚れた大人の残念なところではあるのですが。
  そして世界観の方でも驚きの展開が。「重石」をつけられたパテマに引きずられた二人がたどり着いたのは世界の「天井」。ちょうどいい具合にお父さんの気球があったりメモが残ってたりした上に、あれだけ過酷な環境でよくマシンが動作したなぁ、なんて野暮なことはファンタジー的に言ってはいけないことなのでしょう(笑)
  最後の最後に、実は…、という大どんでん返しのネタばらしがあってエンディングを迎えるわけです。とりあえず空の美しさに見入る二人と周りの面々ですが、この後どうなっていくのかは心配なところではあります。地表が元に戻ったのだからそこで暮らすのが筋だとは思うのですが、一方で地上には出れない人々もいて…。それよりなにより、Z軸が180度異なる二人は、きっと一緒に暮らしたりはできないんだろうなぁと。
  なんていうか久しぶりにSFらしいSFを見せてもらった気がします。サカサマ人との遭遇という想像だにしない世界を見せられたせいで、頭が混乱してグルグル回っているかのようです。そうやって観客を混乱させられたと言うところで、スタッフ的には大成功と言うことなのでしょう。惜しむらくは「頑張って公開館が増えるような一般的な作りにした」と言う監督のコメントにも関わらず、限定公開な状況になっているのが残念です。アニメファンな人にもそうでない人にも、一人でもたくさんの人に見てほしい素晴らしい映画だと思うので。とりあえず少なくとも、もう1回は見に行きますし、ブルーレイも購入したいと思わせてくれる作品であることは間違いのないところです。

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[REVIEW] RED 2

映画『REDリターンズ』公式サイト  http://www.disney-studio.jp/movies/red/

  2になっても激しいドンパチをやるのは相変わらずというか、むしろんますます激しくなったと言うべきか。それが続編のバージョンアップなのか、老いてますます盛んなせいなのかはわかりませんが。新キャラが登場しましたが残念ながらお年寄りではありません。一人はロシアの女スパイ、そしてもう一人は韓国のスパイだそうです。ドンパチは繰り広げてますが年はとってません。女スパイさんはBウィリスをたぶらかす恋敵としていい味を出してますが、韓国のスパイについては、まあ女性ファン狙いということなんでしょう(笑)
  ドンパチやアクションの派手さでは前作以上だとは思うのですが、オールドパワー大活躍というコンセプトを考えると今回はちょっと中途半端だった面は否めません。恋人のサラが銃に目覚め始めたり女スパイにかき回されたりというのは楽しいんですが、それはREDじゃないだろうと(笑) アメリカからスタートしてパリ、モスクワ、そしてロンドンとともかく飛び回ります。そのために強奪した自家用ジェットを乗り回すとか好き放題やってます。国際指名手配の割に好き勝手にモスクワやロンドンに入ってますし、あれだけドンパチしても誰も捕まるどころか怪我一つしないというのも、いかにも映画という感じです。まあ、そういう細かいことを抜きにアクションを楽しむ映画なのでよいのでしょう。
  新キャラのロシアの女スパイの深見さんは、すぐにわかりました。ああいう危ない役をやらせたら天下一品です。あと、CIAとして追ってくる捜査官は言われてみれば芳忠さんだった気はします。後はおなじみの磯部さんn声が堪能できたので、吹き替えファン的にも満足です。
  いかにもアメリカンなB級映画でしたが、その意味で深く考えずに堪能する事ができました。ただ、繰り返しになりますが、「RED」最大の売りは若さなんかには負けないオールドパワー炸裂の部分にあると思うので、自家遺作があるならば、是非ともベテラン勢の参入に期待したいと思います。

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[REVIEW] The Counselor

映画『悪の法則』オフィシャルサイト  http://www.foxmovies.jp/akuno-housoku/

  アメリカの闇世界の華やかさと怖さを思い知らされた映画でした。オールスター的な華やかな映画を期待していっただけに、正直裏切られた印象です。もちろん、想像と違ったと言うだけで、ギャング映画としては大変よくできていたので十分満足してはいるのですが。それはさておきエロいです。OPのシーンからして、主役の弁護士さんとフィアンセさんが布団の中でキャッキャしてます。しかも下を触れだのなんだのと大騒ぎです。さらにキャメロン・ディアス演じるお姉さんが車とやっちゃってます。まあ、車に乗ったりするのはよくやる人ですが、さすがに車とやってるのを見るのは初めてでした。
  後は、ギャング映画と言うことなので、人の首が飛んだり死体がドラム缶に入っていたり、当然ドンパチがあったり、いろいろオイオイな描写が連発です。中でもバイクに乗った人の首が飛んでしまうのはさすがにどうかとは思いました。まあ、ファンとしてはブラピさんの頸動脈が切れて血塗れになるのがショックなんでしょうが。アダルティな面よりもバイオレンスな面でPG12がつけられた様子です。
  とりあえず、ストーリー的には色々な場面がパラで展開してよくわからないのですが、キャメロン・ディアスの一人がち状態のようです。ロンドンから香港に行くようですが、組織の追っ手は大丈夫なんでしょうか…。そんな彼女の声を当てていたのが田中敦子さん、女性の怖さと色気を表現すると言う意味で、まさにはまり役だったと思います。その声を聞きに行くために、わざわざ横須賀まで出向いた回がありました。後は、本名さんとか出てたようですが、さすがにわき役で陰は薄かったかなと。まあ、突然捕まっておしまいって役ですしね。
  ギャング映画が好きな人には楽しめるとは思うのですが、なにせ死体とか首とかが出てくるので見る人を選ぶ映画だとは思います。後は、微妙にえっちぃ描写が多いので、カップルで見るのはよかったり悪かったりするのでしょう。批評家の評判がまっぷたつに分かれたり、興行が若干伸び悩んでいるというのも、そういう一般受けしない部分に寄るところが大きいような気がします。

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