[REVIEW] 劇場版「とある魔術の禁書目録-エンデュミオンの奇蹟-」
劇場版「とある魔術の禁書目録-エンデュミオンの奇蹟-」 公式サイト http://www.project-index.net/
ともかくすごかった…、というのが偽らざる感想です。戦闘も学園も、そして肌色もすべてが劇場仕様、笑いあり驚きあり、そして涙ありで息つく暇もない90分でした。
今回も舞台はおなじみの立川です。一部のビルがかなり高かったり風車があったり、宇宙エレベーターがあったりするのですが、それでも立川の風景の中でキャラクターが動き回ります。美琴がビリビリしてスレイルさんが火を出して、当麻が右手で殴ってインデックスが食べまくる。期待のお風呂シーンもパワーアップして、レギュラー勢に負けじと新キャラ達も大活躍。スタッフのコメントにありましたが、まさに映画にふさわしいオールスターキャストのストーリー、原作ファンへのプレゼントと言ったところです。
それでもやはり一番の見所は戦闘シーン。いつもの魔法側対当麻の図式に加えて、科学サイドが怪しいロボットを投入してきての乱戦状態。中でも警備部隊の未来的ロボットは、違う作品を連想させるかのような格好良さ。さすが映画ともなると色々がんばるなぁと感心させられました。一方の魔法サイドは、ステイルさんの弟子を投入、それも3バカ娘です。いや、バカじゃないですけど、可愛い女の子達に師匠と呼ばせるあたり分かってるなぁと言う感じです。土御門さんも神崎さんも当然登場しますが、とっても偉くてすごいはずの神崎さんがネタキャラとしてひどい扱いを受けてます。後半の登場シーンはすごく格好いいのですが、聖人の扱いとしてはひどすぎです(笑)
美琴さんも出る以上、妹達もはずせません。出番は少ないですがしっかり存在感を見せています。そしてシスターズが出ると言うことは、当然ラストオーダーちゃんとアクセラレイターさんも登場です。「ミサカはミサカは」がないと、インデックスをみたことにはなりませんからね。それより何より最大のニュースは、やっぱり佐天さんのインデックスデビューでしょう。バットをもっての大活躍に惚れなおしました。さすがに戦闘シーンに絡むことはなかったのですが、佐天さんホントに出てるなぁと。あと、能登さんの外の人が地味に出てましたが、オルソラさんとアニェーゼさんの出番がなかったのは残念でしたが、ローラさんが出たのでよしとします。
いいたいこと書きたいことはたくさんあるのですが、一つだけ確かなのはとってもすばらしい映画だったということです。現時点で4回みたのですが、もう1、2回みてもいいかなぁと思っていますし、ブルーレイ発売の暁にはきちんと購入させていただきます。
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