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2012/09/29

[REVIEW] マルドゥック・スクランブル 排気

マルドゥック・スクランブル3 http://m-scramble.jp/exhaust/

  まずは、これほどまでに鑑賞後に満足感を与えてくれた作品を製作していただいた関係者の皆さんへお礼を申し上げたいと思います。映画を見終えてエンドロールが流れるときに「ああ、終わったんだな」という気持ちでほっとしたような残念な気持ちで一杯になりました。
  本作品ではまずはブラックジャックでの勝負からスタートします。ルールの説明とかいっさいなく、ディーラーとバロットの真剣勝負が描かれますが、たとえルールがわからなくても引き込まれていきます。序盤は調子の出なかったバロットが、手袋を外したことで一気に流れを掴む描写は圧巻です。ギャンブルがそんなにうまく行くものかと言う突っ込みもあるとは思うのですが、それはそれ、これはこれと言うことで、元々、バロットやウフコックの存在自体が現実離れしているものなので(笑)
  そしてカーチェイスをジャブにしてクライマックスの戦闘シーン。これに対してもただただ圧巻としか言いようがないのですが、強いて言うならば、第一作で完敗したバロットが結果として勝利を納めることになった経緯を見て欲しいと言うことになるのでしょうか。より強いウフコックとの信頼関係、そして経験値の増加があったのは確かでしょうが、果たしてそれだけで相手を倒すほどに強くなれるものなのか…。時間的な制約が大きかったとは思うのですが、もうすこし詳細な描写があってもいいかとは思いました。圧巻のギャンブル対決や戦闘シーンに比べると、ラストのシーンは若干淡泊に感じられます。ただ、この戦闘は終わっても彼らの戦いは形を変えてまだまだ続いていくと言うことなんだと思います。その意味で敵を倒してめでたしめでたし、と言うことにはならなかったのかなと。
  ヒロインのバロットを演じた林原さんは、試写を見てあまりの出来にショックを受けて口が聞けなくなったと言うことです。そして彼女は「この作品は歴史に残る作品」だともいいました。まさにその通り、アニメファンにはもちろん、そうでない皆さんにも是非とも鑑賞してほしい作品だと思います。繰り返しになりますが、ほんとに素晴らしい作品を作ってくださってありがとうございました。


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