[REVIEW] Battleship
バトルシップ http://battleship-movie.jp/
アメリカの人たちはホントに戦争と言うかドンパチが好きなんだなぁと言うのを思い知らされる映画でした。まあ、しいて言うならば最近は陸軍の活躍が目立ってたこともあって「今度は海軍だ!」ってのが押されてたのが違いと言えば違いでしょうか(笑)
序盤はとりあえず人物紹介を兼ねた軍隊の描写でしたが、太平洋での多国籍演習とかが妙にリアルなのが興味深かったです。むしろこのまま海軍映画にしてもいいんじゃないかと言う感じで力が入ってました。そこに宇宙人が攻めてきてバトル開始な訳ですが、宇宙の大海原を越えてきた割に、人工衛星との衝突で四散したり、ミサイルにやられたり、微妙に勝負になる程度に強くないのがどうなんだという感じです。まあ、アメリカ映画的にはいつものことなんですが。
通信船が破壊されたことで天文台を占拠して母星との連絡を試みる宇宙人ですが、それにしてもそんな簡単に異世界の技術を使いこなせるものかと言われると微妙です。そしてわざわざやってきた宇宙人がは虫類的に日光に弱いとか、だったらどうして地球にくるのかねぇという様々な疑問は抜きにして戦います。そして主人公の属する部隊の大活躍で敵を無事やっつけてめでたしめでたしという、いかにもアメリカンなハリウッド大作でした。
ただし、巡洋艦を失ったところで、展示されている戦艦を使うというアイデアは想定外でした。古い戦艦を動かして地球を守るとか、戦艦が空を飛ぶかと思いました(笑) おまけにロケットはないけどアンカーが大活躍してるし。主砲発射のシーンのドタバタといい、日本の古いアニメファンにはたまらないシーンの連発でした。さすがに鑑首から無敵のビームは出ませんでしたが(笑)
いろいろ突っ込みどころは満載ですが、戦闘ものとしては大変よくできていたと思います。宇宙人とかのあたりを気にしなければすごく面白いです。なによりお金がかかっていて、さすがハリウッドです。ソナーを使って敵を追尾するあたりや、宇宙人のマウントディスプレイの画像が妙にゲームっぽいなと思ったら、ゲーム原作なのだそうで、どうりで派手に砲弾を撃ち合うなぁと…。中の人的には、主人公を置鮎さんが演じているのはわかりましたが、ヒロインを本名さんが演じているとはわかりませんでした。まだまだ修行が足りません。あと、浅野さんを本人が当てていたのは斬新でした。
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