[REVIEW] My Week with Marilyn
マリリン 7日間の恋 http://marilyn-7days-love.jp/
BBCが絡んでいるからと言うからでもないんでしょうが、大きなイベントというか事件もなく淡々と進んでいく映画でした。ミニシアター的な作りは嫌いではないのですが、眠くなるシーンがあったのも確かです。
ケネディ大統領との関係を筆頭に、色々謎めいた話が多いのはセックスシンボルとしてはしょうがないのかなとは思います。そんな彼女のスクリーン以外の姿を描きたかったということなんでしょうが、何せ活躍したのが50年代から60年代。今年が没後ちょうど50年ということで、今更感があるのは否めません。
ただ、日本で例えば吉永小百合さんの人気が衰えることがないように、欧米圏でのマリリンの人気と言うのは死してなお健在と言うことなのかもしれません。この映画に対して本家のアメリカ、イギリスでどれだけの反響が起こったのかが気になるところです。「マリリン・モンロー」という素材を扱っているにしては、実にソフトな映画でそういう面を期待していった人は若干どころではなく肩すかしな印象を受けるのは確かでしょう。
実はエマ・ワトソンが出てたりしたのですが、わき役で魔法使いの服を着ていないのでクレジットをみるまで誰かはわかりませんでした。それよりも、ジュディ・デンチの存在感の方が印象に残りました。マリリン役のミシェル・ウィリアムズに関しては、本物と似ているかどうかはよくわかりませんが、なかなか魅力的な女性でした、というのをコメントとさせていただきます。そのあたりはきちんとマリリンをスクリーンもしくは実際に見た人じゃないとわからない気がするので…。
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