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2012/03/19

[REVIEW] Hugo

ヒューゴの不思議な発明  http://www.hugo-movie.jp/

  PVやコマーシャルを見る限り「ファンタジー的な子供向け作品なのかなぁ」と思っていたのですが、予想に反して、地に足の着いた話だったのは驚きでした。それはそれで大変良かったとは思うのですが、どの層に向けた作品なんだろうと不思議な気持ちにとらわれました。
  作品の根幹にあるのは過去と現在、そして未来と言うことなのだと思います。父を火事で失って時計塔で暮らすことになったヒューゴ、そしてなにやら触れられたくない過去を持つ老人、そんな彼らが結果的に未来をつかむまでのお話がメインです。その意味では現在のおとぎ話と言えるのかもしれません。
  ただ、それよりもやはり「映画好きの映画ファン」に向けた作品と言う印象の方が強いです。トーキー映画の発達によって廃れたサイレント映画を懐かしむ、という作品を3Dで描いてしまったあたり、スコセッシ監督として昨今の技術革新に色々思うところがあるのではないでしょうか。。
  あえて3Dを使っただけあって、時計塔のシーンや雪のシーンなどは、大変綺麗な3Dに仕上がってます。これだけでも映画館に見に行く価値がある気がします。ただ、ヒューゴが走り回るあたりのブレというかちらつきは、許容範囲とは言え気にはなりました。まあ、このあたりは今の3Dではしょうがない面でしょうが…。。
  乱暴な言い方をすれば、「ニュー・シネマ・パラダイス」的な、映画好きの為の名作映画と言えるような気がします。子供に見せてもいまいち良さはわからない、むしろ大人のための映画じゃないかなぁと。ただ、そういう売りをCMで見せられていないと言うのは、ちょっと残念だった気がしないでもありません。
  ところで、舞台はパリだったんですが、台詞はやっぱり英語だったんですかねぇ…、それはちょっとどころでなく違和感を感じます。その意味でも吹き替え版での観賞をおすすめします。ただ、中の人的には、大川さん以外知った人がいませんでした。映画の本質とは関係ないところですが、その意味でもちょっぴり残念ではありました。

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