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2012/02/21

[REVIEW] The Girl with the Dragon Tattoo

ドラゴン・タトゥーの女  http://www.dragontattoo.jp/

  予告編をみたときからちょっと渋めのサスペンスかなぁとは思っていたのですが、実際にはその斜め上を行く激しさに圧倒されてしまいました。
  舞台がスウェーデンというのも不思議な雰囲気を醸し出しているのですが、ともかく、ヒロインに対してやることがえげつなさ過ぎというか…、さすがR15と言う感じです。まあ、やられたらやり返すということで仕返しするのがすごいなぁと思ったりしたわけですが、やっぱり女性は怖いです。
  そして、主人公が巻き込まれた犯罪調査、身内を調べて女の子の失踪の真相を調べてくれというわけですが、調査が進むにつれ命を懸けた危険な状況に陥っていくわけで。そしてクレイグさん大ピンチ…というところが一つのクライマックスなわけですが、相変わらず肉体美はさすが、肉体派のジェームス・ボンドを任されるだけのことはあると関心しました。
  3時間近いということで若干不安な点がなかったと言えば嘘になるのですが思ったよりはしっかりまとまっていたかなと。ただ、最後のあたりのブロンド美女の話はあえて省略した方がまとまりはよかったんじゃないかと言う気はしないでもありません。まあ、あれはあれで別の話としてみればすごくおもしろかったのですが…。
  全体を通してはよく楽しめたサスペンスなんですが、結末に関しては「えっ」と思ったのは確かです。そこまでやっといてそういう終わり方はないんじゃないかな、と言う時点で、作品世界にうまく入り込めたのかな、と後になってみると思ったりします。
  作品中では何も言われてなかったのですが、実は3部作らしいんですよね。ここからどのように続けていくのか、興味津々というか、不安の方が若干勝っていたりします。ただ、サスペンスとしての出来は最高だったので、きっとあっと驚くようなストーリーを見せてくれると期待しています。願わくは、今作の持っていたエログロの部分を過度にならないように、でもなくさないようにうまいさじ加減での制作を期待します。
  中の人的には、田中敦子さんが出てらしたようですが、よくわかりませんでした。まだまだ修行が足りません。

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