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2011/12/13

[REVIEW] Contagion

コンテイジョン  http://wwws.warnerbros.co.jp/contagion/index.html

  見ていて楽しい気分にはならないけど、その迫力に引き込まれる映画…と言うのが正直な感想です。映画が終わった後、トイレに駆け込んで手を洗わずにはいられませんでした。DAYの表示とともに世界各国で人が病におかされ、それが日とともに広がっていく様は、見ていてかなり怖いものがあります。謎の高熱でけいれんして泡を吹きながら倒れる。そして、病気の広がりとともにシカゴの街が、そしてそれ以外の街も麻痺していく…。ここまで悪質なウィルスではないにしろ、SARSや鳥インフルという「事実」を元に作成されているところが、恐怖感をもたらす一因だと思います。
  序盤は病気の広がりと、それに感染する人々、さらに対策に苦労する人たちを描き、中盤以降は伝染病によって都市機能が麻痺していく様子に描写がシフトしていくのも斬新でした。単なる病原菌パニックでは終わらせず、それによって人類社会に何が起こるのかと言うところにも力が入っているのは、ドキュメンタリー的な要素もあったように思います。さらに、数の限られたワクチンの配布のためにくじ引きをせざるを得ない状況は、結構ありそうでちょっと怖くなりました。
  物資も限られて隔離された中、人々がどうやって生き延びたのかとか、銃社会のアメリカで人々が暴走しなかったのか、とか若干描き方に甘さが見える点はありましたが、そこまでリアルに描くとまさにパニックが起こってしまうからあえてボカしたということがあるような気はします。本当に見ていて憂鬱にならざるを得ない内容でしたが、それでも引き込まれずにはいられない映画でした。
  あえてDAY2から感染が広がる様を描き、色々あって最後にDAY1で種明かし、というのは、サスペンス風で悪くは無いと思うのですが、そこに至るまでの展開と言うか繋ぎが強引で若干違和感は感じました。社会的パニック映画として十二分な内容だっただけに、あえてサスペンス風を加えることもなかったかなとは思います。とはいえ、そんんな多少の強引さなどまったく気にならない素晴らしい内容だったのは確かです。
  文明の発達で世界が狭くなったというのはいいことばかりではない、と言うのを改めて思い知らされました。まあ、この映画で描かれたほどの感染力と致死性を持った病原菌は、幸いにしてまだ現れていませんが、とりあえず手洗いうがいは気をつけた方がいいのは間違いないきがします。そうすれば風邪とかの予防にもなりますしね(笑)

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