[LETOUR 2011] 第10ステージ オリアック~カルモー 158km
レース展開
ポポヴィッチが発熱で、そしてコロブネフがドーピング検査陽性反応によりリタイアとなり、178人でのスタート
となった。序盤、6人が逃げグループを形成するが、最後の4級山岳を登るところで3人が抜け出す。しかし、頂上手前
1kmで最後まで抵抗したマルカートが吸収される。
先頭を完全に吸収したところでガロパンが飛び出し、それにデヴェイナンスとマイヨジョーヌのボクレール、
さらにマイヨヴェールのジルベールが続く。ここにマルティンが加わって5人での逃げとなり数十メートルの差と
なるが牽制の入ったところで集団に吸収、さらに一人で抜け出したジルベールも吸収されてスプリント勝負となる。
最終コーナーを曲がったところでカベンディッシュが単独でアタック、そこにグライペルが食いつき、ゴール手前で
カベンディッシュをかわしてツール初優勝を成し遂げた。
ツール・ド・フランス2011 第10ステージ結果
1位 アンドレ・グライペル(ドイツ、オメガファーマ・ロット) 3h31'21"
2位 マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、HTCハイロード)
3位 ホセホアキン・ロハス(スペイン、モビスター)
4位 トル・フースホフト(ノルウェー、ガーミン・サーヴェロ)
5位 ロメン・フェイユ(フランス、ヴァカンソレイユDCM)
6位 ダニエル・オス(イタリア、リクイガス・キャノンデール)
7位 セバスティアン・イノー(フランス、アージェードゥーゼル)
8位 ボルト・ボジッチ(スロベニア、ヴァカンソレイユDCM)
9位 ジェラント・トーマス(イギリス、チームスカイ)
10位 サミュエル・ドゥムラン(フランス、コフィディス)
個人総合
1位 トマ・ヴォクレール(フランス、ヨーロッパカー) 42h06'32"
2位 ルイスレオン・サンチェス(スペイン、ラボバンク) +1'49"
3位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシング) +2'26"
4位 フランク・シュレク(ルクセンブルク、レオパード・トレック) +2'29"
5位 アンディ・シュレク(ルクセンブルク、レオパード・トレック) +2'37"
6位 トニ・マルティン(ドイツ、HTCハイロード) +2'38"
7位 ピーター・ベリトス(スロバキア、HTCハイロード)
8位 アンドレアス・クレーデン(ドイツ、レディオシャック) +2'43"
9位 フィリップ・ジルベール(ベルギー、オメガファーマ・ロット) +2'55"
10位 ヤコブ・フグルザング(デンマーク、レオパード・トレック) +3'08"
ポイント賞
1 フィリップ・ジルベール BEL オメガファーマ・ロット 226
2 ホセホアキン・ロハス SPA モビスター 209
3 マーク・カヴェンディッシュ GBR HTCハイロード 197
4 トル・フースホフト NOR ガーミン・サーヴェロ 163
5 カデル・エヴァンス AUS BMCレーシング 135
6 アンドレ・グライペル GER オメガファーマ・ロット 123
山岳賞
1 ジョニー・フーガーランド NED ヴァカンソレイユDCM 22
2 トマ・ヴォクレール FRA ヨーロッパカー 17
3 ティジェイ・ヴァンガーデレン USA HTCハイロード 5
4 マルコ・マルカート ITA ヴァカンソレイユDCM 5
5 ルイ・コスタ POR モビスター 5
6 サンディ・カザール FRA FDJ 5
7 フアンアントニオ・フレチャ SPA チームスカイ 4
新人賞
ロバート・ゲシンク(オランダ、ラボバンク)
チーム総合成績
ヨーロッパカー
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