[REVIEW] Tangled
塔の上のラプンツェル http://www.disney.co.jp/movies/tounoue/
さすがディズニーと言う面があらゆる箇所に現れていたアニメだと思います。過剰なまでに細かく描かれたりやたらと動くのは3Dになっても健在。そして当然のごとく描かれる勧善懲悪なストーリーと、突然歌って踊り始める登場人物達。シンデレラ城っぽいお城も当然出てきます。突っ込みどころは満載だが、それこそがディズニーの醍醐味なので、いやな人は見に行かなければいい話。
しかしいかにおとぎ話とはいえ、あり得ない長さの髪を自在に操って冒険を繰り広げる女の子はどうなんだろうと言う気がしないでもなく。人をつり下げるのはどうにか許容できても、その髪を使ってターザンジャンプとかはちょっと…。そして彼女と関わる盗人の行く末も予想通りとはいえ。まあ、そこそこ旨くできたおとぎ話ということで納得してもらうしかない。あと、馬さんの描写とかコミカルなシーンが、いかにもアメリカンなキッズアニメらしく懐かしかったかなと。まるで「トムとジェリー」あたりをみているよう(笑)
ディズニーと言うこともあってか、なじみの声優さんが見受けられなかったのがちょっと残念な気もするが、まあ、それは本筋の楽しみ方ではないのでしょうがない。ただ、歌のシーンで声が変わる「マクロス方式」は、ディズニーらしいとはいえ、ちょっと違和感はあったかなと。それと、途中の暗くなるシーンで泣いているお子さんがいたのが若干気になりました。お子さま受けに徹するなら、もう少しダークなシーンを減らした方が…。
結論としては「髪は女の命」で「正義は勝つ」で、「ロングもいいけどショートも捨てがたい」と言うことになるのでしょうか。とりあえず「可愛いは正義」ってことでいいんじゃないかと思います。絵はきれいですし、ちょっと怖いシーンもありますが、それでも安心して小さなお子さまに見せられるディズニー作品に仕上がっていたという印象です。
Amazon.com: Tangled (Four-Disc Combo: Blu-ray 3D/Blu-ray/DVD/Digital Copy): http://amzn.to/l24OYt
| 固定リンク
« [REVIEW] Morning Glory | トップページ | [REVIEW] The Chronicles of Narnia: The Voyage of the Dawn Treader »
「映画」カテゴリの記事
- [REVIEW] 花とアリス殺人事件(2015.03.21)
- [REVIEW] ラブライブ!The School Idol Movie(2015.06.14)
- [REVIEW] 攻殻機動隊 新劇場版(2015.06.20)
- [REVIEW] 百日紅~Miss HOKUSAI~(2015.06.21)
- [REVIEW] 台風のノルダ(2015.06.21)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント