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2010/07/01

[REVIEW] 宇宙ショーへようこそ

宇宙ショーへようこそ  http://www.uchushow.net/

  「この夏一番の話題作」というのが個人的な感想である。夏作品の公開はこれからでまだ公開される作品も押さえていない状況だが、それでも、この映画がすばらしい出来であることには疑いの余地はない。実際になるかどうかは「大人の事情」もあるとは思うが、「話題作になってほしい作品」である。
  ひょんなことからポチという宇宙人(人…なのか?)を助けた一同が月を訪れる、このあたりは予告映像で見せてもらっていたが、それでも「普通の」表の月面から「隠された」裏のグレートビギナーへシーンが変わったのは衝撃的だった。生体メカっぽい機械の数々や、あり得ない宇宙人が闊歩する一方で、ほとんど味の変わらないコークが飲めたりすると言う対比も面白かったりするが、どんだけコーラ好きなんだよ、と突っ込みたくもなった(笑)
  そんな導入部の後、突然地球への帰路の道が閉ざされる。そしてここからプラネット・ワン、そしてペットスターへと舞台を移し、アドベンチャーパートへと入っていくわけだが、そのあたりの経緯と結末については、是非とも本編を見ていただきたい。一つだけ確かなことは、月というのは「ビギナー」のための場所で、物語的にはまだまだ序の口、後半こそが見所だったと言うことである。そして、様々な冒険の後、当然地球へ帰る必要があるのだが、そこがまた泣けるシーンに仕上がっている。ここに関しても是非とも劇場で見てほしい見所である。
  物語の舞台こそ地球を飛び出してあり得ない状況になっているが、実はそこで描かれていることは、結構日常的に見かけるシーンの連続だったりする。先述したハンバーガーとコーラもそうだし、配送会社や保育所でのアルバイト、ロケット工場でのお手伝いやケーキづくりを習ったり…。まあ、そこまでバイトに勤しむ学生がいるのかと言うつっこみはあるが。
  宇宙という舞台を借りてはいるが、この作品で描かれているのは、初めて都会のアトラクションを目にしてドキドキする子供たち、そして大人たちの感動である。誰でも一度は経験したことを思い出させてくれる内容だからこそ、共感を感じる事ができる内容に仕上がっている。そして宇宙の派手派手なシーンと同様に、子供たちのクラス田舎の過疎村というのも、同様の田舎を持つ都会人の心をくすぐるところなのだろう。そんな懐かしさや感動が映画のそこかしこに満載、それでいて冒険活劇のドタバタ感を味わえるのだから楽しめないはずがない。
  主役の子供たちは、基本的に子役のみなさんであるが、脇を固めるのはポチの藤原さん、ネッポの中尾さん、小野坂さんや、銀河さんや日高さんなど、実力者ぞろいである。ともかくだまされたと思って映画館に見に行ってほしい。去年のサマーウォーズにも勝るとも劣らない作品であることは間違いない。

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