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2010/05/01

[REVIEW] いばらの王

いばらの王 http://www.kingofthorn.net/jp/index.html

  展開のめまぐるしさ、それに冒険と最後の結末、すべてが驚きの連続であり、スクリーンに引き込まれずにはいられない、息をも突かせぬ展開で圧倒されたというのが正直な感想である。
  序盤は謎の伝染病とコールドスリープと言う、いかにもSF的な展開で始まる。感染者が突然石化するという恐怖の伝染病と、その解決作として示されたコールドスリープという選択し。謎の医療会社とそこに陰謀においを感じる大国。そんな中コールドスリープにつく患者達…。目が覚めた患者達の前に現れたのは、壁をつたう巨大な茨と、襲いかかるモンスター達と、一転してファンタジーワールドへと引き込まれる。さらに、いきなり襲いかかってくるモンスター達に為すすべもない人々。そして逃げ回った先に主人公のカスミに知らされた真実は…、そこにはサスペンスの要素さえ含まれ、観客を驚愕させることは間違いないので、あえてここではそのエンディングには触れないことにする。
  ただ、途中の壮大さに比べてエンディングと言うか結末が中途半端と言うか、謎の解決を放棄してしまったように見えるのが、なんとなく釈然としないものを感じてしまった。クライマックスに至るまでがすごく良く、そして驚きのクライマックスを迎えて、最後がそれ…って、あまりにも、と言う印象は拭えない。まあ、リングを投げ捨てたあたりが言いたかったことではあるし、過去は過去と言うことなんだろうが、それにしても…という印象が拭えない。そもそも、あれだけの大騒動になっているのに、周りが静まり返っているというのも、現実感に欠けるかなと。
  中の人的には、ローラのあやちーさんはとっても強かったです。さすが中ボスと言った演技でした。そして、主人公と一緒に冒険を繰り広げるキャサリンの大原さんもなかなかいい感じでした。いちおう主役のはずのカスミさんは、花澤さんと違ってすごく真面目なキャラでしたがいい演技だったと思います。
  いろいろな意味で難しい作品だったので、少し間をおいて、もう1回ゆっくりと見てみたいと思います。大まかなストーリーは1回見れば分かりますが、細かなディテールは2回以上みないと分からないのは確かだと思うので…。ストーリー的に「楽しい」という作品ではないのですが、見応えのある作品だと思います。

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