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2010/02/07

[REVIEW] 涼宮ハルヒの消失

涼宮ハルヒの消失  http://www.kyotoanimation.co.jp/haruhi/movie/

  ハルヒ的に言えば、ただの「アニメファンには興味ありません。この中に長門有希ファンとポニーテールファンとそして原作ファンがいれば映画を見に来なさい、以上」と言うことになるのだろう。つまりはそういうことである(笑)

  物語のスタートはキョンの家、そして坂を上り1年5組の教室へ行く。原作やアニメに親しんだファンにとってはおなじみの光景だが、知らない人にはなにがなんだかと言う展開。そしてそれを説明する事すらしていない。まさに一見さんお断りの作りは、呆れるを通り越して潔くすらある。とはいえ、一見普通に見える高校生がなにやら大変な目にある、ということさえわかれば十分に楽しめるストーリーではあるのだが…。

  このストーリーの主役はいうまでもなく有希ちゃん。人がこようとこまいと、帽子を乗せられようとただただ本を読む長門さんに対し、めがねを装着した方の有希ちゃんは、言うまでもないが今までにない新鮮な姿である。キョンと会話をする度にほほを赤らめるその姿に転んだファンは多いことだろう。

  今回の有希ちゃんの可愛さに比べれば、またもやポニーテールの姿を見せたハルヒ様や、グーパンチでキョンをノックアウトしたみくるちゃんや、そしてそんなみくるちゃんを助けるためにキョンの腕をねじりあげたつるやさんは残念ながらわき役でしかない。もちろん、十分な存在感を持った可愛いわき役ではあるが、有希ちゃんの前には霞んでしまうと言わざるを得ない。

  そして一番驚いたのが原作一巻分のストーリーをそのまま映画化してきたこと。1クールでも作れるのではと言うほど密度の濃い話だけに、それを3時間近くになってもしっかり描いてきたのは原作ファンには感涙ものだろう。腰が痛いとか疲れるというのを感じさせないストーリーや描き方もさすがというしかない。

  キャラの可愛さだけではなく、作品のそこかしこに散りばめられたSF風味が、なんともたまらないのもTV同様である。昔のファンは各社のSF文庫でタイムトラベルやパラドックスの存在を知ったものだが、最近の子供たちはアニメで知ることになるようだ。それが幸せなのか不幸なのかはわからないが、このアニメを見てSFに興味を持ってくれる若者が増えるのはありがたい。ともかく、もう一度言うが「長門ファンなら映画館にこい、そうでなくてもいいから来い!」という素晴らしい映画に仕上がったことは間違いない。

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