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2009/12/11

[REVIEW] 劇場版 マクロスF 虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~

劇場版 マクロスF 虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~  http://www.macrossf.com/movie/

  TVシリーズを見たときもそのクオリティの高さには驚かされたのだが、それを知っていてもなお、今回の映画にはただただ感嘆するしかない、素晴らしい出来だった。
  一番大きく変わったのがライブシーン。「あたしの歌を聴けぇ!」で度肝を抜いたTVシリーズに対し、映画は完全な新曲とシーン。もはやシェリルという存在がファンの間に周知のものとなった以上、受けやネタを狙うのではなく、純粋に歌とライブシーンを見せることに集中し、アルトとのランデブーもシェリルが主導権を握るように変更された。でも本番はもちろんお別れライブ。これぞシェリルという迫力で歌い続けるシーンには涙が出そうなくらいに感動した。
  一方のランカちゃんは、下積みの苦労時代にスポットが当てられた。密かに人気のあった人参のコスプレシーンに加え、納豆、土木作業員、ヴァルキリー、もう突っ込みどころが満載である。もちろん「アイモ」を静かに聴かせてくれるシーンもライブシーンもあり、2時間の中でしっかりメリハリがしっかり付いているのも共感出来るところである。
  戦闘シーンに関しては、TVに輪をかけて力の入った出来になっているといえる。あまりの格好良さに、これにあこがれて航空自衛隊に入ったりする若者が出てくるのではないかと心配になるほどだ。バカでかい船とは言え、その中でバルカンやミサイルを乱射するシーンを筆頭に納得いかないところは多いが、それも銃弾をかいくぐって飛び回るヴァルキリーの迫力の前には些細なことになってしまう。
  そして、アルトとランカ、そしてアルトとシェリルの心のふれあい、二人の時間がより重点をおいて描かれている。セグウェイで森の中を走り回るアルトとシェリル、そして深夜のコンビニデートの後電車に乗り込むアルトとランカ。TVシリーズで3人の関係を知っていればこそ、より深く描くことでファンをくすりとさせるシーンに仕上がっている。戦闘や歌がないと嘆くファンもいるだろうが、元々のマクロスが、輝とリンメイのラブストーリーを描くことに力を入れていたことを考えると、マクロスの伝統といってもいいのかもしれない。
  バジュラ対人類という大きなテーマはそのままながら、人物の設定などを若干変更した映画は、単体で見ても十二分に楽しめる素晴らしい出来になっている。しかしテレビシリーズも見て、その違いや類似点を比べることで、より面白い面が出てくるのも確かだ。この映画が始めてで、TVシリーズを見ていない人には、是非ともTVも見てほしい。そしてもう一度映画を見れば、よりいっそうその面白さに唸らされることは間違いないだろう。

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