[REVIEW] 宇宙戦艦ヤマト 復活篇 第一部
劇場用アニメーション映画「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」 http://yamato2009.jp/index.html
一言で言えば、僕は美雪ちゃんより真帆ちゃんの方がよいです、と言う映画でした。まあ、なんていうか、女性クルーがここまで頑張るのも時代の流れでしょう。美晴さんもなかなか凛々しいとは思うのですが、やっぱり真帆ちゃんにはかないませんって(笑)
ストーリーはヤマトと言うことで予想通り突っ込みどころ満載です。まあ、異星人と通信がコネクトして会話が出来なきゃお話が成り立ちませんし、敵にはきちんと地球を攻めてきてもらわないとお話になりませんから。移住先に行ってみたら敵の同盟国というのもお約束といえばお約束だし。どうせなら1回目の発進はミスしたりしないとダメだよね~、とか、間違って大陸吹き飛ばしちゃったよ、と言うのが無かったのが残念なくらいでしょうか。ただ、敵を次元を越えた存在にまで広げるのはどうかなぁとは思います。なんちゃって太陽とかなんちゃってブラックホールとか、もう、なにがなんだか。
そもそも銀河中心には暗黒星団帝国ありませんでしたっけとか、ガルマンガミラス帝国はどうなったとか、そういう細かい事は言ってはいけないのです。映画の為にはしれっと完結編で時がさかのぼったりする世界なのですから、そういう些細なことを気にしては負けなんでしょう。惑星がほしけりゃ地球以外に山ほどあるだろうとか、そんな遠くに移民しなくてもとか、絶対に言ってはダメです。ようはコスモパルサーがドッグファイトをして、戦艦同士が打ち合って、最後に波動砲が打てれば問題ないんです。しかし、コスモゼロは未だに健在なんですか(笑)
6連発と言うことでどうなることやらという感じの波動砲ですが、やっぱり一撃必中でないと醍醐味は出ないよねというのは最後の戦闘でわかったと思います。あれだけボロボロになっても第三艦橋が落ちなかったのは、第一部と言うことで自重したんでしょうが。真帆ちゃんが倒れてましたが、続きもあるしきっと無事だと思います。というか無事でないとダメ(笑) あと、思わせぶりに行方不明になった雪さんも心配なんですが、やられるシーンの「あれ」はどうなんだよってのは感じます。17年経ってもお色気要員なのは、すごいというべきか呆れるべきなのか…(笑)
今までの作品より地球を描くシーンが多くて、まあ、それが言いたかったんだろうけど、それと戦闘シーンの部分がうまく融合してないと言うか。あれだけ派手な戦闘シーンを描いておいて、地球愛を前面に押し出すってのもどうなんだろうなぁとは思いました。後、やられ役として「ブルーノア」を使うってネタもどうなんだと。もしかして「オーディン」とかもあったのか気になってしまいます(笑)
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