[REPORT] 星に願いを Fantastic Cat 舞台挨拶(声優さんの部)
日時
2009年08月26日(Wed) 21:15 - 20:40
場所
池袋シネルーブル1
出演(敬称略)
里見哲朗 (里:)
市川量也 (市:)
沢城みゆき (沢:)
加藤英美里 (加:)
アップリフト (U:)
タイムテーブル
21:16 第1話上映
21:38 舞台挨拶
22:02 第2話上映
22:41 上映終了
0)諸注意
第1話上映の後、まずはアップリフトさんの登場。今日は司会です(笑)
U:司会のアップリフトです。本日はおこしいただきありがとうございました。釈迦に説法ではございますが、
諸注意を…。
などと言う感じでおきまりの録画録音の禁止に関する注意。
U:守っていただけないとイベント中止になる場合がございます。まあ定型文のようなものですが…。
さすがアップリフトさん、わかってるよなぁ(笑) 「皆さんならやらないでしょ」って信用してもらってるの
ですから、それに客席も答えないとね。もちろん録音なんかしてません。メモは取ってますが(笑)
1)出演者登場
そしてアップリフトさんの呼びかけに応じて登場する4人。客席から見て右から、里見さん、沢城さん、
加藤さん、監督さん、そしてアップリフトさんの並び。
■挨拶
U:まずは簡単にご挨拶をお願いします。
里:(客席が)埋まったのは今日が初めてです。ここが初日と思ってがんばります。今日は楽しんで
いってください。
いや、そうかもしれないけど、いきなり笑いを誘ってどうする…、後ろが挨拶しにくいでしょうに(笑)
市:毎回毎回でトークのネタが続かなくて大変です。人数も集まっていただいたので、里見さんの言われた
内容と一緒ですが、楽しんでいってください。
里:困ると「俺に言われた通り」とか言うのは無しね!
いきなり監督にダメ出しですが、このあたりの突っ込みの経緯は2日目の公開録音を聴いて何となくわかりました。(笑)
U:では続いて、監督、お願いします。
市:実は先日は(トークの内容について)里見さんの楽屋話をパクらせてもらいまして。台風とか選挙とか…。
里:そうだね…。
どうなるんだ、大丈夫なのか…って感じの漫才が繰り広げられています。
U:では、声優さんのご挨拶ということで、沢城さん。
沢:はい、監督に言われてしまった内容と一緒ですが、遅くまでありがとうございます。2話もあるので
さっさと退散したいとおもいます。
そんなことホントにしたらお客さん怒りますって(笑)
U:続いて加藤さん。
加:はい。私は2話目から登場で、前作には出ていないのですが、2作目もとてもすてきな作品に仕上がって
いると思います。是非楽しんでいってください。
U:今日は、監督はさておいてキャストの皆さんに少しでも多く喋ってもらうのが私の仕事ですから。
さすがアップリフトさん、わかってるなぁ(笑)
3)トーク
■自身の演じられたキャラについて
沢:アフレコはプレスコだったので普通の仕事とは違ってアート作品をやっているような感じだった。
監督さんの個人的な作品にふれている感じでおいそれと質問できない感じで…。
里:してました、してましたよね!
沢:いや、その…。「この世界にはヒカリしかいないんですか」とか「ヒカリは何を食べているのか」
とか「どうやってくらしているの?」と言うような些細な事は質問しましたけど…。
些細なのかなぁ(笑)
沢:マリとの関係とかそういう深いところはなかなか聞けなかった。なんていうか、筆を持っている
私たちを監督が操って絵を描くような印象というか…。
それはまた奥が深いコメントです…。
沢:前回「ヒカリはナチュラルがいい」と言われて演じたけど、できあがった映像を見て「台詞は明瞭な
方がいいかな」と反省したので、その反省点が2話目に生かされているといいなと思います。
あんまり台詞が不明瞭っていうような印象はなかったんですけどね…。
加:リリィはなんていうか、わりと一人が好きで、周りに干渉しないタイプです。ヒカリとは友達
なんだけど、どのくらいまで距離間を近づけていいのか悩みました。あと、アフレコの時に説明の
映像はなんとなくあったのですが…。
里:時々文字に変わるんだよね。
加:世界観が独特でなじむのに時間がかかった。台本読んでも「これ、どう言うことなの?」って…。
この前1話をみてようやくわかった。
里:BDがないって言われてみてもらえなかった。この前わざわざDVDに焼きなおしてようやく見てもらえた。
加:2話を見てようやく納得できました。そういう意味で新鮮なアフレコでした。
うちは「ケメコ・デラックス」に併せてBD環境を導入しました。友人は、2ヶ月ぐらい前にPS3を導入
したそうです。BDはまだまだ一般的ではないのかなぁ…。「けいおん」とかBDしか売れてないのに(笑)
■プレスコにした理由
U:プレスコにした理由はなんですか? CGってプレスコが多いじゃないですか、アムリもそうだったし。
里:「プレスコはいい」って松尾衡がいつも言ってて羨ましかった。ローゼンメイデンの監督なんですが
「プレスコいいよ~」って。
そういう理由(笑)
里:CGは絵を作るのに時間がすごくかかるので、口パクがあわないと地獄を見るんです。だから普通の
アニメと作業工程が逆になるんです。俺は松尾さんみたいに言えないので「CGだからしょうがないよね」
って事にしてプレスコしてみました。
いや、「CGアニメは行程的にプレスコでないと無理なんです」で止めておいた方がプロデューサーっぽい
発言だと思うんですが…。それはさておき、結局プレスコは満足出来たんでしょうか…(笑)
U:キャストに関しては最初からイメージがあったんですか?
里:今回はオーディションはしてません。一本釣りです。これ以外はあり得ません。
キャスト冥利に尽きる発言だとは思うのですが、「逃さないよ」と言う意味なのかもしれません(笑)
加:あと、台本の説明が…。
里:アクションシーンとかで台本を見ると、「ドラゴンボール風に」とか描いてあるの。
沢:アフレコ中にその文字を見ると心がおれました。
里:クライマックスの部分なのに笑いが漏れて…
まあ、イメージを共有する方法としてはいいのかもしれませんが、クリエイターとしてそれはいいんでしょうか(笑)
■プレスコの方法
U:プレスコですけど、二人でブースに入られたとか?
加:はい、絵にあわせなくていいので何となく二人で掛け合いをやりました。
U:今回、監督はコンテを1週間で仕上げたそうですが…。
2:え~!?
里:シナリオが1ヶ月遅れて、コンテを1週間で仕上げたの。
2:すご~い!
市:すみません。
沢:まあ、今のアフレコってプレスコみたいなものだし。色も付いてないし、絵もついてないこともあるし…。
また、そんなことを言って場内に微妙な空気を作り出す里見さん(笑) それだけ力を入れたシナリオ
だってことですね、時間も長くなったし。
■作品を見ての印象
里:こういうやりかたはあまり経験がないと思うけど、見てどうだったんでしょう。見て初めてわかった点とか?
加:言ったらネタバレになるので、ギリギリセーフのところで言いますが、穴がああいう風に表現されるとは
思わなかった。あと、追いかけるシーンは、説明が気があったけど自分の想像力が足りなくて、完成した
映像を見て「ああ、なるほど」と…、もちろんいい方で。
穴というか裂け目と言うか、きれいな表現がされていたと思います。絵を見ればわかるけど、絵がないとイメージは
掴みづらいかなとは思いました。
沢:絵が隣同士なのに実はずっと奥だったり、絵だけでは分からないことがあるというのを他現場で経験
しているので、そのあたりを注意してやった。完成した絵を見てもだいたい想像通りだった。
なんか、経験者らしい大人な発言に感心しました。
沢:ヒカリとリリィが、なんか会話になっていないと言うか、キャラが微妙に歩み寄らないところが不思議な
感じ。世界観が合わないと言うか…。
もともとヒカリが妙な間で喋るなぁって言う印象はあったのですが、今回はそれに加えてリリィまで(笑)
二人ともネタバレをしないように一生懸命セツメイしてくれたのが好感が持てました。
■続編への要望
U:色々わからない事を聞いても教えてくれないんです。
里:アップリフトさんがうるさいんです。「アトランティスって何なの?」とか「どうして襲われてるの?」
とか。だから、面倒くさくなって「全部5作目であかされます」って言っちゃいました。
U:アトランティスって何?
里:「それは5作目であかされます」って。
そこまで言うんなら、最低限5話までは作ってもらいましょう(笑)
里:どうしたらよくなるとか、ここが不満とかこういう役がやりたいとかありますか。前のイベントで岩浪さんが
「ただでやる」と言ったように。みんなの前で言うとノーとは言えなかったように…。
加:そうですね、特にないんですが、5作目までにリリィが出てくれれば…。
里:5作目には絶対出ます。
そこまで強く5作目を言い切って、大丈夫なのかなぁ(笑)
沢:特にないのですが、監督のやりたいものが見たいです。あと、あれだけお父さんお父さん言っているので、
そのあたりとか。なやさん10分だけ出てもらって、あとは緊張するんで出ていってくださいって感じ難で。
里:朝方呼び出してそれで10分だけやってもらって、また半年後におなじ事をお願いして、なんて贅沢なんだ…。
そんなお願いの出来る里見さんも偉い人のような気がします。
里:3作目、正直何をやるか決まっていない。みんなの話を聞きながらのんびりやりたいと思う。
ホントは急いでやりたいのかもしれないけど、先立つものを貯めたりしなきゃいけないのかな、と思ったり
思わなかったり。
3)最後の挨拶
ということで、そろそろ時間と言うことで締めの挨拶。
市:2作目で、また音響や映像がッパワーアップしたのでそのへんを楽しんでいってください。
普通の監督らしくない、あっさりとしたコメントでした。まあ、喋りが本業ではないのでしょうが
ないのかもしれませんが。
加:2作目はリリィが重要な役で出演しています。謎も含まれていて前作と同じように楽しめる作品に
なっているんでゆっくり見てください。
リリィをまだ見ていないお客さんへの挨拶だけに難しいものはあるでしょうね。
U:では続いて里見さん。
沢:え~!?
里:おれが最後だよどよーんとなるので。作品のスペックとしては高い。5.1チャンネルのこの環境を
持っているのは、おれが知る限り福井晴敏しか知らない。今日ここで見れるひとは恵まれている。
採算度外視で表現できることの限界に挑戦した。感想とかあればどしどしよせて欲しい。まだ発展途上の
作品なので、次に生かしたい。
5.1環境で見たいからアップリフトさんに劇場用意してってお願いしたと言うのが、実はネタではなく
真実なんじゃないかと思ったり(笑)
沢:お金とかだしてないのがもうしわけない。岩浪さんが12時間ぐらいダビングしてて、あんなに
頑張っている岩浪さんを始めてみた。
里:何回も劇場に来て音を聞いてチェックして調整して、今日のが万全だって言ってました。
沢:実は私、最近までテレビがモノラルで、「頼むからステレオにして聴いてくれ」って岩浪さんに怒られ
ました。是非、岩浪さんの本気を聴いて帰ってください。今日はありがとうございました。
結局最後は岩浪さんのネタで終わるのでした。いなくても存在感あるなぁ(笑)
そんな挨拶の後、4人が退場。アップリフトさんの締めの言葉でおしまい。
4)感想
[REVIEW] 星に願いを Fantastic Cat http://football-freak.txt-nifty.com/blog/2009/09/review-fantasti.html
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