[REPORT] TAF2009:ミンキーモモ特別イベント
日時
2009年03月20日(Fri) 13:30 - 14:00
場所
東京ビックサイト 特設ステージII
出演(敬称略)
横山 智佐 (横:)
小山 茉美 (小:)
小森 まなみ (ま:)
ドリームミンキーズ (DM:)
プッチモモ (PM:)
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[公式]魔法のプリンセス ミンキーモモ 公式ホームページ 音有り
0)会場前
集合時間に行くとそこそこの人。周りを見渡すと年寄りが多い。逆に、小さな子供を連れた家族連れに
違和感を感じるのは何故だろう、さすがに女の子のTシャツはプリキュアだったが…。そんな事を思いながら、
開演時間と同時に待機場所へ移動。短パンにTシャツって格好でちーちゃんがバタバタして写真をとりまくって
るんですが、まだ何も言われてないので写メで撮っていいですか…、いや、やってませんけど(笑)
1)開演前
しばし待った後入場。プレゼントのハート型の風船を受け取り、2列目センターへ着席、前が大きいお子さま
なので若干みづらい(笑) 開演12分前にちぃちゃんの声。
横:本日は「ミンキーモモ特別イベント」にお越しいただいてありがとうございます。まもなく開演となります
ので、もう少しおまちください。
注意点とかは無し。
10分前にスタッフの声で諸注意。
・帽子とれ。
・風船の扱いに気をつけろ。
・携帯は電源オフかマナーモード。
・撮影、録音は堅くお断り。
一応ターゲットの「小さいお子さま」の見やすさを考慮して帽子とかうるさく言っているんでしょうか(笑)
2)開演
時間ちょいすぎ、BGMが止まって、ちーちゃんのナレーションが流れてくる。
横:1982年、TVアニメで始まったミンキーモモは世界中の子供たちに夢を与えてきました…。
30年近く前だから、当時12歳か…。そんなナレーションが終わって、可憐ガールズのような女の子が4人登場。
♪1 love loveミンキーモモ
歌い終えたところでちーちゃん登場。TシャツをYシャツとピンクのネクタイに換えてます。
横:ありがとうございました。1stシリーズのOP曲をドリームミンキーズの皆さんに歌っていただきました。
この後の自己紹介によると、小5の11歳から中一の13歳まで。一番下は茉莉ちゃんと同い年…(笑)
横:そして、オーディションで選ばれた可愛いアイドルのプッチモモの登場です。
こっちはほんとに小さい二人組(小学一年生、6歳)登場、海モモと空モモのコスプレをしている。
どっちがどっちかはわからぬが…。
横:改めまして、私の自己紹介をしなければいけませんね。横山智佐です。
「人を紹介する前に名を名乗れ」って感じです。若いみなさんは「この人誰」って思う人がいるだろうな(笑)
そして、ちーちゃんの司会で、ドリームミンキーズの面々が、名前と学年、年齢を台本通り、すらすら、
はきはきと自己紹介。
横:しっかりしていて涙がでそうです。
いかにも、ちーちゃんらしいコメントです(笑)
続いてぷっちももの二人の自己紹介。こちらは一年生らしく、たどたどしくもどうにか段取り通りこなします。
横:よくできました。
「おまえはお母さんか先生か」って感じです。まあ、そういう年代だからなぁ(笑)
3)質問コーナー(DM&PM)
■DM:歌をうたってどうですか?
1:27年前の歌とは思えない、新しい歌に聞こえました。
2:私はお母さんに教えてもらいました。
まあ、「ミンキーモモ」って叫んでる時点で、今風じゃないんですけど、逆に新鮮だったりするのかも。
イメージガールについては、誰が誰だか区別がつかないので、便宜上数字で区別しますが、数字が同じだから
といって同じ人ではありません(笑)
■DM:大人になったら何になる?
1:夢と希望を与える女優。
2:ステージにたつミュージカル女優。
3:ミュージカルスター。
4:ミュージカル女優。
「世界征服したい」とか、「グラビアアイドルでみんなを悩殺」とか「初の女性総理大臣」とか、「世界制服」
とか、そういう破天荒な答えはないんだ…。
■PM:大人になったら何になる?
A:TVにたくさん出れる女優。
B:歌が好きなので歌手。
横:心が洗われますね。
ちなみにちーちゃんは歌手か体操の選手になりたかったそうです。まあ、当たらずといえども遠からずな仕事を
している気がしますが(笑)
4)あらすじ紹介。
ここで昔のミンキーモモのあらすじを紹介。とはいえ、Aパートのタイトルまでの江原さんのナレーションを
流しただけって…。そもそも、ここに座ってる面々にそんなの不要だと思うのだが(笑)
横:私、ルピピという鳥の役ででてました。当時鳥の役が多くて、超音波みたいだからじゃないの?
って先輩にいわれていました。
アニメはよくわからないのですが、そんなに鳥の役って印象ないんだけどな…。
「幽遊白書(ムルグ)」とか、「ノンタンといっしょ(かもめさん)」とか、「ようこそようこ(チッチ)」
が鳥っぽいのかなぁ…。
5)今後の展開
新展開の発表があるかと思いきや、再放送と雑誌連載(ぷっちぐみ)と、公式HPの開設のみ。
おいおい、雑誌ぐらいしか新ネタないじゃないですか。来年以降新たな展開があると言うことで
お茶を濁されてしまいました。きっと新シリーズなんでしょうけどね。
横:私は最近舞台に立つことが多いので、みんなとミュージカルで競演できたらいいな。
きっと鳥のコスプレで登場してくれると思います(笑)
6)スペシャルゲストその1
横:本日一人目のスペシャルゲスト、小山茉美さんです
ちーちゃんの求めに応じて入場する小山さん。TVとかを含めても始めて拝見した気がします。
プロフィールとして、ニルスやあられちゃん、コロスケなどが…。いわれてみればそうだよなぁ、
としみじみ思い返したり(笑)
■ミンキーモモとは
小:とにかく、魔法少女ものにあこがれていたのでうれしかった。当時はフィルムで、暗いスタジオで
フィルムを見ながらアフレコですごくむずかしかったが、でも楽しかった。
84年ならバリバリのフィルムでしょうね。
■12歳と18歳の演じ分け
小:思いこみが激しいので12歳は「ハーイ」って開き直ってあやってた。18歳はこのまま…。
横:このまま、そうですね。
ちーちゃん的には何か引っかかっているようです。まあ、子供と大人の使い分けだから、「このまま」ってのが
正直なところだったんだと思います。
■あこがれていた職業
小:お姫様になりたかったけど、実際はなれなかった。昔はしゃべるのが苦手で、NHKのアナウンサー
になりたかった。
横:まじめですね。
小:上手にしゃべれるようになりたかった。
そして今はニュース番組のナレーション。多少形は違ってもしっかり夢はかなっているような。
■ミンキーモモは?
小:とにかくすてきで可愛くて、やってて楽しかった。主題歌が先で、誰が主役やるんだろうって
思ってたら自分だったので嬉しかった。
横:そんな、誰がやると思ってたんですか(笑)
小:当時はニルスもあられちゃんもやってた。「んちゃ、あられだよ!」
横:みてました!
あられちゃんだ~。今の若い子にとっては違うんだろうが(笑)
小:当時、チャーリーズエンジェルもやってて。いろんな仕事をやっててすごくエキサイティングだった。
昔のチャーリーズエンジェルはみたことないな…。
6)スペシャルゲストその2
続いて、小森まなみさんを呼び出すちーちゃん。プロフィールとして、2ndシリーズ主題歌、おじゃま魔女どれみ
、ラジオ25年目など。
小森さんは、どこかのイベントで拝見した記憶があります。ラジオまだやってるんだ、長いなぁ…。
■モモの思い出。
小:歌を歌わせてもらったのが一番の思い出。作詞もさせていただいて、感動で涙がとまらなかった。
ちょっと大げさかなぁと思ったり思わなかったり(笑)」
■子供の頃の夢
小:お医者さんになって病気の人を救いたかった。
横:今はファンの皆さんを救ってるんですよ。
小:声の世界でもがんばっていきたい。
十分がんばっておられると思います。
7)ミニライブ
この辺から二人に対する質問コーナー。
■プッチモモについて
小:かわいいですね。おうちに持って帰りたい
ま:ももがアニメから飛び出したように夢と希望でいっぱい。
小:でも、まみちゃんも混じっても大丈夫。
ま:そんな…。
それは、いくら何でも無理があるかな。小森さんもかわいいけどね(笑)
■ドリームミンキーズ
小:すごく格好よかった。歌もしゃべりもできて。
ま:21世紀の歌って踊れるニューアイドルですね。
とりあえず可愛い女の子が4人いたということはわかりました(笑)
そして、こもりさんにOPを歌ってもらうことに。DMがバックダンサー。
♪2 夢みるハート
歌は当然問題ないとして、バックダンサーの皆さんもそつなく決めていた気がします。
8)最後の挨拶
なにせ30分しか時間がないので、もう終わりの時間。と言う事で最後のコメント。DMとPMは代表者が挨拶、
誰かはわかりません。
DM:私たち4人は歌とダンスを通じて夢を与えられるようにがんばっていきたいです。
PM:少し緊張したけどとっても楽しかった。これからもがんばるので応援よろしくお願いします。
まあ、連載している雑誌とかでいろいろするんでしょう。DMの方は新シリーズで歌を歌うんだろうな…。
小:今、ミンキーモモが動き出そうとしています。それによって日本に明るい未来がやってくる気がします。
これからもモモをよろしくお願いします。
新シリーズのモモに日本を救うほどの力があるんでしょうか、あるといいんですが…。
小:雨の中、ご来場いただいてありがとうございます。30年ぶりに舞台に立つとは思いませんでした。
先日ブルーレイのボックス1が出て、今度ボックス2がでるのですが、そこで独占インタビューを
しているので、よければ聞いてみてください。
ちょっと心が動かされたけど、それだけで買うのは高いからなぁ…。みる暇もないし…。
そんな挨拶の後、会場で「ラブ・ラブ・ミンキーモモ」を歌う事に。
♪3 ラブ・ラブ・ミンキーモモ
もちろん、しっかり歌ってきました(笑)
そしてちーちゃん以外のメンバーは退場。最後にちーちゃんが締めの挨拶。
横:30周年を迎えて、モモはいろんな形で登場します。これからも応援よろしくお願いします。
ちーちゃんが退場してイベント終了。
9)感想
もう少し何か新しめの発表があるかと思いきや、アイドルユニットの紹介と昔の懐古で終わったのは、
肩すかしを食らった感じだというのが正直な感想。ただ、そう思うのは、今、この時期に「ミンキーモモ」の
新作を作る、と言うのが、どうにも釈然としないからなのかもしれない。
フェナリナーサを地上に戻すためにがんばった空モモは、思い半ばにして交通事故に会い、人間として
転生した。マリンナーサを戻すために奮闘した海モモは、夢を追い求めた結果、地上をさまようことになった。
この2作品を通して痛烈に描かれたのは「夢は空から降ってくるものじゃない、自分で苦労してつかむもの。
だから夢の国なんていらないんだよ」と言う考えだったように思う。
第1作の赤ちゃんモモが夢の中でみた、フェナリナーサが夢のあふれた地上に再び降りてくると言う希望を、
続編で成長したモモ自身に否定させることで、空モモのエンディングに溢れていた希望を見事に打ち砕いて
見せたと言う事に、当時大きなショックを受けたものだ。その内容はさておき、見事に完結した世界観の中で、
今更何を描きたいのか、制作サイドのビジョンがどうにも見えない…。かわいい女の子が大人に変身するだけの
話だったら、ミンキーモモがここまでの人気作になることはなかったはず。
そんなひっかかりはあったものの、空モモの小山さんと、海モモの主題歌を歌ったこやまさんのステージを
見れたことは、正直懐かしくうれしかった。横山さんの司会というのも、当時海モモの従者として活躍して
いるのを知っているだけに、クスリとさせられた。ミンキードリームスやプッチモモなど無しに、そんな出演者の
トークをより多く聞けたのなら、もっと楽しい時間が過ごせた気がする、と思ったのは僕だけではないはずだ…。
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