[WC2010] 最終予選#05 日本 v オーストラリア
スコアレスドローではあったけど、悪くない試合だったとは思います。ゴールが決まればもっといいんだけど…
スタジアム
横浜国際総合競技場 横浜 観衆:65,571人
気温: 8.6度 湿度:57%
試合結果
日本 0 - 0 オーストラリア 公式記録http://www.jfa.or.jp/national_team/special/wcq/20090211/img/20090211_JPNvsAUS_J.pdf
審判
主審:バスマ・ムーセン(シリア)
ラインナップ
日本
11 玉田
08 松井 09 田中 10中村
07 遠藤 17 長谷部
15 長友 04 闘莉王 02 中澤 06内田
18 都築
サブ:
01 川島 03 寺田 14 橋本 05 今野 12 巻
16 大久保 13 岡崎
監督:
岡田武史
オーストラリア
04 ケーヒル
18 ブレシアーノ 14 ホルマン 05 カリーナ
13 グレッラ 16 バレリー
11 チッパーフィールド 02 ニール 03 ムーア 08 ウィルクシャー
01 シュワルツァー
サブ:
10 カーニー 07 ガルシア 09 ケネディ 12 ペトコビッチ 15 ノース
06 ジェディナク 17 マクドナルド
監督:
ピム・ファーベク
試合前
・黙祷はホントに静かになりました、子供の泣き声くらい。あんなの日本だけだろうなぁ…
・オーストラリアって国歌あったんだ…。「God Save the Queen」じゃないのね。
http://www.worldfolksong.com/anthem/lyrics/australia.htm
84年から正式な国歌らしい、へぇ…。
・国歌斉唱は小六の生徒達。会場、若干のどよめき。
・パネル上げは練習したみたい。到着したときは終わってましたが(笑)
前半:試合展開
01 JPN :長友左ドリブル、クロス ボールデッド
05 JPN S :田中右ドリブル→玉田中S ※※枠右
09 AUS :右FK:→ DFクリア
11 JPN SB :内田左ドリブル→松井左S DFブロック
12 JPN :左CK:遠藤(IS) DFクリア
14 JPN :右FK:中村 DFクリア
14 JPN S :内田中ミドルS 枠上
19 AUS :左CK:ブレシアーノ DFクリア
21 JPN :左CK:中村(OS) DFクリア
22 AUS ▲YC:チッパーフィールド、松井を倒す CARD▲チッパーフィールド
22 JPN S :右FK:中村S→壁 GKキャッチ
24 JPN S :中FK:中村S 枠上
26 AUS ▲YC:ウィルクシャー CARD▲ウィルクシャー
27 JPN :田中中スルーP→玉田 あわず
28 JPN S :内田右クロス→長谷部右落→玉田中TS 枠上
34 AUS :バレリ中→ あわず
36 JPN :長友、足を痛めて担架で退場→程なく復帰
38 JPN S :左FK:遠藤S 壁
39 JPN :内田右→田中右クロス ボールデッド
41 AUS :左FK:ウィルクシャー→ DFクリア(CK)
41 AUS S :右CK:ブレシアーノ→ムーア中→ニール中S 枠右
43 JPN S :田中右クロス→玉田中 S出来ず
45 JPN S :田中左ミドルS DFブロック
+1 AUS SOG:ケーヒル中ミドルS GKキャッチ
前半:コメント
前半が終わってスコアレスドロー、サイドの内田からのクロスや相手DFに突っかけて得たFKで攻撃の形を作ったものの、シュート6本を放ちつつも枠内シュートは無し。序盤の田中のクロスに対する玉田の飛び込みが最大のチャンス、あれが決まっていれば一方的な試合になっていたかもしれないが、そんなにうまくいかないのがサッカーのおもしろいところではある。
前半は相手がほとんど攻めてこなかったこともあり、ほとんどDFラインが評価されるシーンは無し。とはいえ、相手CKに対する対応のドタバタを見るに、相手が本気で攻めてきた場合には不安を感じざるをえない。
中盤に関しては、田中を含めて流動的に動くシーンが目立った。松井は左右にポジションチェンジをするが、基本的にサイドに張るシーンが多く、長谷部が若干上がり目でボールをさばくシーンが目立った。遠藤と中村はやや下がり目、守備を考えると首をかしげる布陣だが、それだけ相手が攻めてこなかったと言う事でもある。ただ、中盤でボールを支配はしているものの、枠内シュートを打てていないのも事実。もう少しミドルシュートを打つ工夫も欲しい。
FWに関しては予想通り玉田が相手の高さに苦戦、スペースを活かす動きやパスもあまりなかった。何度かあった内田や田中のクロスうまく合わせていればさすがと言うことになったのだろうが。後半のオプションとしては大久保、橋本、巻が控えるが、オーストラリアとしてはこのままなら引いて守る展開になることは必至なだけに、スペースに飛び込む動きが得意な大久保や岡崎にはつらい展開か。
前半:スタッツ(公式)
G S SOT CK F POS YC RC OFF
日本 0 6 0 2 7 -- 0 0 2
オーストラリア 0 2 1 2 13 -- 2 0 1
後半:試合展開
46 AUS :ブレシアーノ→バレリ オフサイド
52 AUS :ウィルクシャー右クロス→ケーヒル DFクリア
54 AUS :左クロス GKキャッチ
57 JPN :田中左クロス→玉田 DFクリア
57 JPN 交代1:松井(OUT)、大久保(IN)
58 JPN :玉田左ドリブル DFクリア(CK)
59 JPN :長谷部左クロス→ DFクリア(CK)
63 JPN :大久保右クロス DFクリア
63 AUS 交代1:ホルマン(OUT)、ガルシア(IN)
65 JPN :玉田→田中中ドリブル DFクリア(CK)
66 JPN SB :左CK:遠藤→内田中S DFブロック
68 JPN SOG:中村右→大久保右S GKキャッチ
70 JPN SOG:内田右→遠藤中ミドルS ☆GKセーブ
71 JPN :遠藤左クロス→闘莉王右返し DFクリア(CK)
71 JPN :右CK:中村 GKキャッチ
72 JPN :内田右クロス→田中 ※あわず
75 JPN :中村右クロス DFクリア(CK)
75 JPN :右CK:遠藤→長谷部中 S出来ず
77 JPN :内田右クロス DFクリア(CK)
77 JPN :右CK:遠藤→ GKキャッチ
79 JPN S :長友左クロス→玉田中HS 枠上
83 JPN 交代2:田中(OUT)、岡崎(IN)
84 AUS S :左FK:ブレシアーノS 枠上
85 AUS 交代2:ケーヒル(OUT)、ケネディ(IN)
87 JPN S :内田右クロス→長谷部左BS→大久保 ※枠左
90 AUS :右クロス→ケネディ あわず
+2 AUS 交代3:ブレシアーノ(OUT)、カーニー(IN)
後半:コメント
攻めに入らなければならない後半だがシュート数は減って5本、枠内シュートこそ2本あったものの、スコアレスに終わっても仕方のない数字。とはいえ相手のシュートは90分を通してわずか3本、ドロー狙いの相手の術中にはまったと言う事だろう。
内田のクロスはよかったし、相手の消極性もあって裏を取られることもなかった。ただ、そこへ飛び込むタイミングやそこからの作りは相変わらずゴールの予感を感じさせず。ジーコ時代から比べれば、ノーチャンスな山なりのクロスでない分だけ進歩と言えなくもないが…、押し込めなければ同じとも言える。松井に変わって投入された大久保は、最初のシュート以外は決定期に絡めず。岡崎に至っては、10分で仕事をしろという采配が正直疑問。時間も短く、海外組とのコンビネーションも
守備に関しては特に過大となる点は見えず。相手のカウンターをうまく押さえてシュート3本に押さえたのは、向こうの狙い通りとはいえ評価していいだろう。ケーヒルのミドル一発で真蹴ったりしたら目も当てられないところだ。ただ、終盤ケネディが入ったときが一番危険な時間だった。最初からパワープレイでこられたらあるいは危なかったかもしれない。その意味で相手の消極策に助けられたという印象は強い。
スタッツ(公式):
G S SOT CK F POS YC RC OFF
日本 0 11 2 9 17 62 0 0 5
オーストラリア 0 3 1 2 25 38 3 0 1
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