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2009/02/02

[REVIEW] Quantum of Solace

007/慰めの報酬 - オフィシャルサイト 
  
期待通りの007で、期待通りのダニエル・クレイグのアクションを堪能できる作品ということになるのだろう。オープニングでカーチェイスを繰り広げた時
はらしくないなぁと思いつつ、その後すぐに体を張った追いかけっこ。追いつめた相手と格闘の末、殺してしまうっていうのが予想通りというか、期待通りと言
うか…。前世紀のジェームズ・ボンドと言えば誰がやってもとにかくスマートで、絶体絶命のピンチをエレガントに切り抜けて、最後はヒロインと…と言うのが
お約束だったりしたのですが、ダニエルさんのボンドにはエレガントさのかけらもなく。傷だらけで格闘する姿は男らしくはあるけど、往年のファンには、受け
入れがたい人もいるのかも。

 結局ヒロインとそう言う関係になることもなく去っていくのを見送るだけだったし。そもそも、ヒロインなのに背中が傷だらけってのがね…。きっ と、過去の出来事のせいだよって事を示したかったんだけど、ちょっと気になった点。後、ボリビアの領事館の女性が痛ましい姿で倒れていたのは、「ゴールド フィンガー」を思い出しました。あちらが金ぴかで倒れてたのに対し、こっちは石油で真っ黒になってましたが、これもエレガントとは程遠い作風を考えるとあ りなのでしょうか。

 イタリアのシエナを皮切りに、ハイチ、オーストリア、そしてボリビア。なぜかロケ地はチリだったようですが、まあ南米っぽい雰囲気はでてたので いいんじゃないでしょうか。ただ、昨今の世界情勢に絡んでか、敵のスケールがちっちゃくなったなぁと。まあ、ロシアや中国を出すわけにもいかないからしょ うがないんだろうけど。だからこそボンドを一匹狼として孤立無援、体一つでフィジカル勝負を挑ませざるを得ないと言うことだったりするのかも。

 もう何作目になるかわからないほど続いているシリーズだけに、とりあえず安心してみれる作品です。007のあのテーマがエンディングにあったの はちょっと違和感を感じたものの、昔はともかく最近だと必ずOPにあるわけでもなかったかなと。子供の頃に刷り込まれた印象がいかに強いかって事でしょ う。とりあえず、「ジェームス・ボンドは戻ってくる!」と言うことなので続編は間違いなくありそうです。そりゃ、これだけの人気作品だから当然といえば当 然ではありますが(笑)

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