[REPORT] 「ああっ女神さまっ」連載20周年記念ファン感謝イベント 第1部
日時
08/11/23 14:00 - 17:00
場所
講談社 6F講堂
出演者(敬称略)
井上 喜久子 ベルダンディ 役 (井:) 赤のスカート、白のシャツ
冬馬 由美 ウルド 役 (冬:) 白のパンツ、白の上着
久川 綾 スクルド 役 (久:) ピンクのセーター、チェックのスカート
合田 浩章 監督 (監:)
藤島 康介 原作者 (原:)
上山 公一 プロデューサー (司:)
鈴木 アフタヌーン編集者 (司:)
0)開演前
講談社でイベントをやる事があるという噂は聞いていたものの、実際に行ったのは始めて。いきなり
階段を登るというのはサプライズ。1階に用意された座席は415、2階はスタッフと関係者っぽい雰囲気。
前方スクリーンでは、「ああっ女神さま」と「無限の住人」のプロモ。講談社とバンダイビジュアルの
and条件って事なんでしょうけど…、ずっと流れていると飽きるなぁ(笑)
一部の司会はバンダイビジュアルの上山さん。TBSアニメフェスタで司会をしてました。さらっと挨拶
してゲストの皆さんを呼ぼうとしたら準備が出来ずしばしトーク。今にして思えば、このあたりから
グダグダ感が漂っていたなぁと(笑)
1)挨拶
ちょっとドタバタしながらもメインゲストの三女神を呼び出す上山さん。
司:まずは、スクルド役の久川綾さん。
久:うぃ~っす!
客:うぃ~っす!
久:さむ、ちょっと寒いですよ。会場の皆さん、あらためましてうぃ~っす。スクルド役の久川綾です。
司:続いて、ウルド役の冬馬さんお願いします。
冬:皆さんこんにちは、ウルド役の冬馬由美です。
井:皆さんこんにちは、井上喜久子17歳です。
客:おいおい。
井:はいはい、よろしくお願いします。
繰り返しがあると思って小さめに言ったのに(笑)
2)思い出
司:連載は20周年で、アニメは15周年ということになりますが…。
井:15年って言えば2歳からですね
司:何か作品に関する思い出はありますか、井上さん?
井:思い出…、すべてですね。もうしわけない。
お姉ちゃんの場合、考えてなさそうで怖いなぁ(笑)
井:始めてOVAをやる前の日の夜、緊張で眠れず、TVシリーズの時も同じように緊張しながら
やって、でも、それぞれ面白かった。
司:冬馬さんは?
冬:そうですね、原作のオーディションを受けたとき、曲の間に「雷神召還」とか入れたりして、どんな
ところだろうと思った。こんなに長きにわたってつき合う事が出来てすごく幸せです。
井:由美ちゃんがいれば安心。分からないことがあれば「どう、由美ちゃん」って聞けば教えてくれる。
博士みたい。
冬:がんばってます
司:冬馬さんといえば、小説とかもお書きになって…。
冬:書かせていただきました。
久:ここ、物販とかで売ってないんですか?
司:なければお近くの書店で…。
それくらい用意しとけばいいのにね出版社なんだから。しかし、さすが関西人の目の付け所は違うなぁ(笑)
でも、講談社の不手際をフォローさせられるバンダイビジュアルさんも大変だ(笑)
司:久川さんは?
久:最初のオーデションで、キャラの歌のオーディションがあった。何かカラオケを持ってきて下さいと
言われて、斉藤由貴の「MAY」を持って行った。
いきなり歌からオーディションってのも珍しいと思う。
3)上映
井:ホントに見るのが怖い。緊張感が取れなくて第一シリーズからはドキドキだった。
なんてコメントの後、第1シーズンの1話と第2シーズンの1話を上映。マーケティング的にも
1話を見せるのは正解だよね(笑)
第1シーズン感想
「1話からまみまみ出てたんだ…」って事で…。
第2シーズン感想
なんか打ち切りの最終回みたいな話。これからもずっとよろしくって感じ(笑)
そんな感想を抱きつつイベント再開。
4)おもしろエピソード
司:おもしろエピソードなどありますか?
久:TVシリーズの打ち上げで草津に行きまして、温泉がすごく良かった。講談社の保養所で、みんなで
楽しくワイワイと…。
そしておもむろにお姉ちゃんの方を向く綾さん。
久:お姉ちゃんは一人一人にあだ名をつけたの。私になんてつけたか覚えてる?
井:覚えてない…。
久:鎖骨が綺麗だから「サコッチュ」って…。
井:つけたかも…。
褒め言葉のような気もするけど、なんか微妙だな…(笑)
久:由美ちゃんにはなんてつけたか覚えてる?
冬:なんか食べ物だった…。
久:由美ちゃんはどんな食べ物が好きって聞いて、「あ、由美ちゃんはカルボナーラ」ねって。
答えてないのに。
井:なんか、カルボナーラちゃんって感じがするよね。
なぜにイタリアンなんだろう…(笑)
久:帰るとき、どなたか携帯を忘れた方いらっしゃいませんか、って宿から電話があってお姉ちゃんが…。
井:あったかもしれない…。
しっかりオチもつきました(笑)
井:いろんなスタジオで会っているので久しぶりな感じはしない。自然な感じ。TVになったときは
「やっとテレビになった」って…
司:テレビは5年ぶりだったわけですが?
井:わたし、その頃は17歳なんておかしな事言うキャラじゃなかった。
冬:でも、別のイベントできっこちゃんが2階席の人に対して「早く早く飛び降りちゃえば~」って
言ったとか聞いた。
井:きっと言ったかも。年齢は若返っているし…。
昔はそれなりの年齢だったのに、17歳に若返って止まったわけです。
司:メンバー的には冬馬さんがまとめる感じでいいんですか?
久:そうですね。オチを拾ってくれるというか、ちゃんとまとめてくれる。
井:安心して何でも言える。
本当ならきっこさんがまとめるべきなんですけどね、17歳だけど(笑)
5)やりたかった話
司:こんな話をやりたかった、とかやりたいなんて話はありますでしょうか。
久:仙太郎君とか体が大人になるのをやりたかった。ウルドの小さいのとスクルドの大きいのみたいな。
司:悪魔のウルドと天使のウルドみたいな。
冬:あのときはよく喋りました。
司:冬馬さんは?
冬:お母さんが出てきて魔法陣で歌った話。あとトルバドールとの話が嬉しかった。
久:山寺さんですね。
冬:私よりも山寺さんの方が難しかったのでは。昔に1回しかやってないので、いいのかないいのかなって…。
6)郷田監督登場
ここで司会者がトークを遮って監督の登場を告げる。そして監督が入場。
監:言われる前に言っときますけど、温泉でのあだ名は「なっすっする」でした。
井:そうでしたっけ。好きな食べ物とか聞きました?
監:ええ。聞かれてナスと答えたら…
井:じゃあ、しょうがないですね。
まあ、きっこさんですからね(笑)
監:一つ確認なんですけど、井上さんって女神を始めたとき、16歳じゃありませんでした?
井:すごーい。私、半年くらい16歳だったんです。そのときの記憶がってことですね。じゃあ、もう
おかしくなってたんだ…、じゃあそうですね。
おかしいかと言われればおかしいか…。実はその前に「井上喜久子2号」とか言ってたと言う話もあるけど。
監:OVAやキャラCDをやったとき、呼べない人がいっぱいいると思ったんですが、ほとんど参加して
くれたのが嬉しかった。何人か別録りだったのが残念だけど、でも山寺さんとか若本さんとかに参加して
もらったのが嬉しかった。
今捕まえるのは大変だろうからなぁ。
監:OVAからだと15年、監督の首が変わってもいいのに、始めたときから変わらずに。キャラデの
松原の協力とかもあって続ける事が出来た。特別な何かが無い限りは最後までやりたいと思う。
最後がいつになるやらって話はあるんですが…。どこまでもついていきますよ(笑)
井:私、オーディションなかった人ですけど…。15年立つけど長いようで短い。でもみんなが変わらず
やり続けられて…。
司:井上さんなんか若返ってますからね。
司会者さんの突っ込みに苦笑して下を向き言葉を失うきっこさん。しかし、気心しれた仲間だけあって、
みんな突っ込みまくりだなぁ(笑)
7)今後やりたい話
司:こういう役をやりたいというのはありますか?
井:ある、由美ちゃん?
冬:私から…、その間に考えようと思ってるでしょう?
井:……。
久:……。
図星のようです。まあ女神さまっといえば冬馬さんだからしょうがないけど。
冬:天上界の話がやりたい。ウルドがちっちゃい頃。後、試験だったりその辺が見てみたい。
監:天上界は今まで触れていないので、1回きちんとやってみたい。
冬:後、お父さんに会ってみたい。
監:それは、先生に聞いてみないと…。
井:お父さん難しそうですね。
お母さんがいるんだからお父さんもいるはずだけど、そういう話はないですからね。
司:井上さん、大丈夫ですか?
井:最近、オレオレ詐欺って後を絶たないじゃないですか。女神の力でオレオレ詐欺を撲滅できるような
話を…。
監:時代的に今やらないと…。先生に言ってください。
井:「かかっちゃだめですよ~」って電話してくれるの。
冬:どっちが怪しいんだか…。
監:なんか汗が噴き出てきた…。
さすがきっこさんだけど、そんなベルちゃんはいやだ…。
司:久川さんは?
久:もう1回劇場でやって全国へ行きたい。行った先でいい温泉に入って、ご当地の美味しいものを食べて。
前は名古屋で豪遊した。みんなで楽しく世界に行きたい!
井:世界…いいよね、ワールドツアー?
久:そんな話。
温泉に行きたいって言っている時点で趣旨がずれてる気がすごくします(笑)
井:女神さまって世界中でうけてるんだよね。
久:フランスで大人気なんだって。フレンチ美味しいよね…。女神のメンバーで大騒ぎするのが楽しくて、
イベントで行きたいな~って。色々行ったよね。
ここで青森とか広島とか、イベントで行った箇所をどんどん上げる冬馬さんと久川さん。
井:すごい、日本地図でそれだけ言えるのがすごい~。
久:すごくないって…。
あなたも行ったはずですよね、とか、年頃の娘さんいらっしゃいましたよね、とか色々いいたいのですが、
まあ、きっこさんなので、いいです(笑)
8)そして第3期
司:当時20代や10代の人はお父さんお母さんになっているわけで…。
井:そうですよね。
監:我々も年を重ねて…。自分は当時は業界にはいたけど、普通にマンガを買って読んでて、一緒に仕事
できるなんて夢のよう。
確かに20年前っていうと、一昔だよなぁ…。
監:藤島先生には「お前はそんなに終わらせたいのか!」って怒られるけど、きちんと解決させたいとは
思っている。OVA、映画で2回終わらせているので、次は原作のゴールの見えたところで終わらせ
たい。原作のお話もたまっているので3期とかもやりたい。
ここでおもむろに客席に問いかける監督。
監:3期を見たい人?
当然、会場からは大きな拍手。そりゃ、女神さまっのイベントにわざわざ足を運ぶ面々ですからね、僕も含めて(笑)
9)ああっ、おねえちゃん…
井:クロノちゃんがメイド服みたいなのを着てるじゃないですか。同じの持ってるんです~。
久:着てるの、それ…?
井:それがなにか?
久:すごーい…!
井:なんで~?
まあ、きっこさん的には普通なんでしょうが、綾さんが驚く気持ちも分かります。
井:前から言っているけど気持ちはサザエさん。
久:女神達も年取れないし。
冬:私は年々楽になってる、声のトーンとか。あと、年齢を重ねれば神様の経験値に近づける気がする。
井:(綾さんに向かって)私たち、ちょっと大変よね~。
久:なんで私に振るの? 自分だけでいいじゃん…。
井:そうだよね。
冬:でも、きっこさん17歳なんだよね?
久:そうよそうよ!
井:でも、でもゆれうごく17歳なの…。
最近は時空まで揺れ動かしているみたいですからね。まあ、きっこさんなんでしょうがないんですが。
後、監督さん曰く、菊池さんには花輪がまじってたなんてぼやきもありました。
10)一応締めの挨拶
そして、ここで第一部の終了ということで挨拶。
監:先ほどの拍手で、自分の中で閉じていた女神さまの箱が開き始めた。戦う翼で20年のお祝いは
したけど、まだまだ終わってない。原作も終わっていないので一緒に育っていきたい。皆さんが
待っている限り、仕事を続けている限り、忘れずに女神さまを続けていければと思います。次も
よろしくお願いします。
第3期への扉が少し開いたかな、という気がします。
司:続いて、冬馬さん。
冬:もう、よろしくお願いします。
久:それだけ?
万感の想いがこもっているとは思いますが、さすがに挨拶としてはあっさりし過ぎです(笑)
冬:皆さんの愛に支えられてここまで来た。マンガの作品をメディアに載せるのは大変なのに、OVA、劇場、
TVと続けて来れたのは皆さんの愛のおかげ。世界ツアー、劇場、テレビシリーズと、皆さんににお願い
して一緒に21年目を歩んでいけたらいいと思う。
第3期とか劇場とか、色々みたいものはあります。もちろん本も。
司:続いて久川さん。
久:女神さまは原作ありきな作品なので、これからもまずは先生に元気に書き続けてもらって、話数も沢山
溜めてもらえば、監督もネタには困らない。私たちはそれでキャラを演じていくので、あったかく見守って
くれたらと思う。これからもよろしくお願いします。
コメントに何か打算的なものを感じてしまうのは何故なんでしょう。まあ、関西人だからしょうがない
んだろうけど(笑)
司:最後に井上さん。
井:3期を続けたいという監督の思いが嬉しい。最初の時から監督のかける情熱に感動していた。
あの言葉を聞けて嬉しい。原作を読んでもアニメを見ても思うが、世の中暖かい思いで溢れていて、
なんて素敵な作品だと思う。応援してくださる暖かい皆様はいつもありがたい、幸せです。いつか
またアニメになったらなと思う。そんな希望を胸にずっと待っていたい。これからも女神さまの
世界を一生に楽しみましょう、これからもよろしくお願いします。
こういうちゃんとした挨拶出来る人なんだけどなぁ…(笑)
ということで第一部はおしまい。20分の休憩の後、第2部へ続く。
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