[EURO2008] #11 クロアチア v ドイツ
やっぱりレーマンは穴だよな…。2点目も一流のキーパーならどうにか出来たはず。
●スタジアム
ベルターゼー クラーケンフルト
気温:21度 湿度:67% ピッチ:湿気含む 天候:曇り
●試合結果
クロアチア 2 - 1 ドイツ
●主審
フランク・デ・ブリーカー(BEL)
●ラインナップ
クロアチア[CRO]
18 オリッチ
19 クラニチャル
07 ラキティッチ 10 Nコバチ(C) 14 モドリッチ 11 スルナ
22 プラニッチ 03 シムニッチ 04 Rコバチ*Y 05 チョルルカ
01 プレディコサ
サブ:
12 ガリノビッチ 23 ルニェ 02 シミッチ 06 ベイッチ 08 ブコエビッチ 09 カリニッチ
13 ポクリバチ 15 クネジェビッチ 16 レコ 17 クラスニッチ 20 ブダン
21 ペトリッチ
監督:
スラベン・ビリッチ
ドイツ[GER]
09 ゴメス 11 クローゼ
20 ポドルスキ 08 フリンクス 13 バラック 04 フリッツ
02 ヤンセン 17 メルテザッカー 21 メッツェルダー 16 ラーム
01 レーマン
サブ:
12 エンケ 23 アドラー 03 フリードリヒ 05 ベスターマン 06 ロルフェス
07 シュバインシュタイガー 10 ノイビル 14 トロショフスキ 15 ヒツルスペルガー
18 ボロウスキ 19 オドンコール 22 クラニイ
監督:
ヨアヒム・レブ
●前半:試合展開
04 GER :クローゼ右クロス→フリッツ→ DFクリア
09 GER :ヤンゼン左クロス DFクリア(CK)
10 GER :左クロス→ゴメス中→ポドルスキ S出来ず
14 CRO :チョルルカ右クロス→ ファール
16 CRO :プラニッチ左クロス DFクリア(CK)
17 CRO :左CK:スルナ→シムニッチ中H あわず
19 GER :バラック中フィード→ゴメス オフサイド
20 CRO :モドリッチ中スルーP→オリッチ DFクリア(CK)
20 CRO S :Nコバチ右クロス→オリッチ中HS GKキャッチ
22 GER :フリングス左クロス DFクリア
24 CRO SOG:プラニッチ左クロス→スルナ中BS GOAL★CRO 1-0 GER
25 CRO :チョルルカ右クロス→ GKキャッチ
26 GER S :ヤンゼン左クロス→ゴメス中HS 枠上
27 CRO ▲YC:スルナ、ポドルスキにスライディング CARD▲スルナ
28 GER :左クロス GKキャッチ
30 CRO S :左クロス→オリッチ中落→クラニチャル中S 枠上
33 GER SOG:左FK:バラックS ☆GKセーブ
33 GER SOG:フリッツ右S→クローゼ→ ※GKセーブ
35 GER S :バラック左クロス→ヤンゼン左S 味方と被る
37 GER :ヤンゼン左クロス あわず
40 GER S :左CK:フリングス→メッツェルダー中HS 枠上
42 GER :ラーム右クロス GK
42 CRO SOG:オリッチ左→クラニチャル中S ☆GKセーブ
43 CRO S :スルナ左ミドルS 枠左
+1 CRO ▲YC:シムニッチ遅延行為 CARD▲シムニッチ
●前半:コメント
序盤は互角の展開ながら、時間が経つに連れクロアチアがペースを握る。ラキティッチを左に
使い、クラニチャルを中央で使うことで中盤の人数を増やし、サイドへパスを散らすことでうまく
攻撃の形を作った。モドリッチのサイドチェンジも効果的だった。一方のドイツはチャンスは
バラックのFKぐらい。ただし勝負はクロアチアにプレス疲れが出る後半か。
●前半:スタッツ
G S SOT CK F POS YC RC OFF
クロアチア 1 5 3 3 11 49 2 0 0
ドイツ 0 6 2 2 6 51 0 0 3
●後半:試合展開
46 GER 交代1:ヤンゼン(OUT)、オドンコール(IN)
ラーム左SB、フリッツ右SB、オドンコール右MF
47 GER :オドンコール右クロス DFクリア(CK)
49 GER :ラーム左クロス→GKセーブ→バラック中BS 枠上
52 CRO SOG:モドリッチ中ミドルS ※GKセーブ
53 CRO :チョルルカ右クロス GKキャッチ
57 GER :ラーム左クロス DFクリア(CK)
59 CRO :スルナ、タックルを受けて倒れている→治療後復帰
62 CRO :ラキティッチ右クロス→DFR ☆右ポスト
62 CRO SOG:こぼれ→オリッチ中S GOAL★CRO 2-0 GER
64 CRO :中スルーP→オリッチ左クロス DFブロック(CK)
65 GER 交代2:ゴメス(OUT)、シュバインシュタイガー(IN)
67 CRO SB :中FK:スルナS 壁
68 CRO :右ドリブル、クロス DFクリア
69 GER SB :ポドルスキ→クローゼ左S DFブロック
69 CRO :中フィード→オリッチ左 DFクリア(CK)
70 CRO :左CK: GKセーブ(CK)
71 CRO S :プラニッチ左S 枠右
72 CRO 交代1:オリッチ(OUT)、ペトリッチ(IN)
73 GER :右CK:シュバ DFクリア(CK)
75 GER ▲YC:バラック、ラキティッチにスライディング CARD▲バラック
76 CRO SOG:クラニチャル左ミドルS GKキャッチ
77 GER :バラック左クロス→クローゼ DFクリア(CK)
79 GER SOG:ラーム左クロス→バラック中落→ポドルスキS GOAL★CRO 2-1 GER
80 CRO 交代2:スルナ(OUT)、レコ(IN)
82 GER 交代3:フリッツ(OUT)、クラニー(IN)
82 CRO SOG:クラニツァル右S ※GKセーブ
85 CRO 交代3:クラニチャル(OUT)、クジュネビッチ(IN)
+1 CRO :ペドリッチ左クロス→モドリッチ中 DFクリア(CK)
+2 GER ▼RC:シュバインシュタイガー、相手を突き飛ばす 退場▼シュバインシュタイガー
+2 GER ▲YC:レーマン抗議 CARD▲レーマン
+2 CRO ▲YC:レコ抗議? CARD▲レコ
+3 CRO ▲YC:モドリッチ、スライディング CARD▲モドリッチ
●後半:コメント
後半に入ってもクロアチア優勢は変わらず、62分にラキティッチのクロスがDFに反射してポストに
あたり、それをオリッチが押し込んで2点差となる。その後、ドイツの猛攻にDFラインが引くシーンも
あったが、モドリッチを中心にカウンターでの攻めも忘れず、どうにか逃げ切った。最後までスタミナ
切れをすることもなく、チャンスの数でもドイツを圧倒した。この後の試合によっては決勝T進出が
決まる可能性さえあるというまさに理想的なスタートを出来たと言えるだろう。
ドイツはオドンコール、シュバインシュタイガーを投入したがうまく機能したとは言えず。オドンコール
のスピードを生かすようなパスや展開はほとんど無く、シュバインシュタイガーが目立ったのは最後の退場の
シーンのみ。特にオドンコールの起用に関しては、彼のスピードを生かそうという意志がチームとして感じ
られなかった。ポドルスキが3ゴール目を上げたが、クローゼ、ゴメスにはゴールの予感がない。直接対決で
クロアチアに遅れを取っただけに2位通過が濃厚となると、たとえ予選を突破しても決勝Tでの苦戦は必至
だろう。まずはゴメスやクローズがゴールして波に乗ることが大切か。後は、セービングで細かいミスが
目立つレーマンをどうするか。ロングシュートをうまくキャッチ出来なかったり、DFラインとぶつかったり
するなど、ゲーム勘が不足しているように見えてしょうがない。決勝Tに進むことが出来ても、より1点の
重みが高まる決勝Tでは、GKの不安定さが致命傷になりかねない。
●スタッツ
G S SOT CK F POS YC RC OFF
クロアチア 2 13 8 7 16 44 4 0 1
ドイツ 1 11 4 7 26 56 2 1 3
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