[EURO2008] #06 オランダ v イタリア
●スタジアム
スタッド・ド・スイス ベルン
気温:19度 湿度:68% ピッチ:乾燥 天候:晴れ時々曇り
●試合結果
オランダ 3 - 0 イタリア MOM:スナイデル
●主審
ぺーター・フレイトフェルト()
●ラインナップ
オランダ[NED]
09 Vニステルローイ
10 スネイデル 23 Vファール 18 カイト
08 エンゲラール 17 デヨング
05 Vブロンクホルスト 04 マタイセン 02 オーイエル 21 ブラルーズ
01 Vサール
サブ:
13 ティメル 16 ステケレンブルフ 03 ヘイティンガ 06 デゼウ 07 Vペルシー
11 ロッベン 12 メルヒオット 14 ボウマ 15 デ・クレル 19 フンテラール
20 アフェライ 22 フェネホール
監督:
マルコ・ファン・バステン
イタリア[ITA]
11 ディナターレ 09 ドニ 16 カモラネージ
13 アンブロジーニ 21 ピルロ 08 ガットゥーゾ
19 ザンブロッタ 06 バルザーリ 23 マテラッツィ 02 パヌッチ
01 ブッフォン
サブ:
14 アメリア 17 デ・サンクティス 03 グロッソ 04 キエッリーニ 05 ガンベリーニ
07 デルピエロ 10 デロッシ 12 ボリエッロ 15 クアリラレッラ 18 カッサーノ
20 ペロッタ 22 アクイラーニ
監督:
ロベルト・ドナドーニ
●前半:試合展開
03 NED :中フィード→ニステル GKキャッチ
03 ITA :C→ディナターレ右クロス→トニ中 あわず
04 ITA S :カモ中ミドルS 枠右
06 ITA :中スルーP→アンブロジーニ あわず
07 NED S :ニステル左ミドルS DFブロック
08 ITA :ガットゥーゾ右クロス→ディナターレ中→トニ あわず
11 NED SB :左FK:スナイデルS 壁
11 NED SOG:Vファールト左ミドルS GKキャッチ
12 ITA S :ガットゥーゾ右クロス→トニ左HS 枠右
15 NED SOG:ニステル中反転MS GKキャッチ
18 NED :カイト中スルーP→ニステル中GKかわす右クロス ☆DFクリア
19 ITA S :スナイデル中ミドルS 枠上
23 ITA :中FK:ピルロ→トニ あわず
24 NED :左FK:スナイデル→ DFクリア(CK)
26 NED SOG:スナイデル左S→ニステル中S GOAL★NED 1-0 ITA
26 ITA ▲YC:トニ抗議 CARD▲トニ
29 ITA :トニ右ドリブル、エリア内で倒れる 笛無し
31 ITA :ザンブロッタ左クロス DFクリア(CK)
31 ITA :左CK:ピルロ→ ☆DFクリア
32 NED SOG:C→中フィード→カイト右H→スナイデル中S GOAL★NED 2-0 ITA
33 ITA SOG:カモ右クロス→ディナターレ中BS ※GKセーブ
35 ITA ▲YC:ザンブロッタ、カイトを倒す CARD▲ザンブロッタ
36 ITA :ガットゥーゾ右クロス GKキャッチ
38 NED SB :スナイデル左S DFブロック
41 ITA :カット→カモ中→トニ あわず
43 NED SOG:左スルーP→ニステル中1対1S ☆GKセーブ(CK)
45 ITA S :ディナターレ中ミドルS 枠上
●前半:コメント
序盤から中盤にかけてはイタリアが優位に試合を進めた感がある。ただ、1点目のゴールは負傷した
パヌッチのせいでオフサイドが取れなかった事が災い、さらに2点目は自分のCKを相手DFにゴール
ラインでクリアされ、そこからのカウンターで最後はスナイデルに押し込まれた。トニは善戦で体を張る
が、そのこぼれ球をシュートに結びつけることが出来ないのが苦戦の要因か。失点シーン以外は悪くない
プレイを見せているだけに、やり方を変えるというのも難しい面がありそう。デルピエロやカッサーノを
投入して、やりかたを根本的に変える必要があるか。
●前半:スタッツ
G S SOT CK F POS YC RC OFF
オランダ 2 9 5 2 10 55 0 0 1
イタリア 0 4 1 1 6 45 2 0 1
●後半:試合展開
47 ITA :トニ→アンブロ右 DFブロック(CK)
47 ITA S :右CK:ピルロ→パヌッチ右HS 枠右
48 NED :ニステル左クロス GKキャッチ
49 NED :エンヘラール左→ニステル、倒される 笛無し
51 ITA ▲YC:ガットゥーゾ CARD▲ガットゥーゾ
53 NED S :右CK:→オーイエル中HS 枠左
54 ITA S :ザンブロッタ左ドリブルS ※枠右
55 ITA 交代1:マテラッツィ(OUT)、グロッソ(IN) パヌッチ中へ
59 NED ▲YC:デヨング、アンブロジーニを掴む CARD▲デヨング
60 ITA SOG:パヌッチ中フィード→トニ中反転S GKキャッチ
64 ITA S :左FK:ピルロS ※枠左
64 ITA 交代2:ディナターレ(OUT)、デルピエロ(IN)
65 ITA :ガットゥーゾ→デルピエロ オフサイド
66 ITA SOG:デルピエロ中ミドルS GKキャッチ
70 NED S :中FK:S 枠上
70 ITA S :デルピエロ中ミドルS 枠上
71 NED 交代1:Vニステルローイ(OUT)、Vペルシー(IN)
75 ITA 交代3:カモラネージ(OUT)、カッサーノ(IN)
76 ITA S :カッサーノ中→トニ中S 枠上
76 NED 交代2:ブラルーズ(OUT)、ハイティンハ(IN)
78 ITA SOG:中→グロッソ左DFかわしてS ☆GKセーブ
79 NED SOG:中FK:ピルロS ☆GKセーブ
79 NED SOG:C→ジオ→カイト右1対1S ☆GKセーブ
80 NED SOG:カイト右クロス→ジオ中HS→DFR GOAL★NED 3-0 ITA
82 NED S :アフェライ右ミドルS ☆クロスバー
89 NED S :Vペルシー左S ※枠右
+3 ITA SB :トニ中→アンブロジーニ中S DFブロック(CK)
●後半:コメント
後半に入ってもポゼッションのイタリアと守ってカウンターを狙うオランダという流れは変わらず。
イタリアはグロッソ、デルピエロ、カッサーノを投入するが、デルピエロは何度かシュートを放った
ものの、カッサーノは無理なドリブルでボールを取られるばかりでほとんど攻撃に絡めず。そもそも、
攻撃に行く時点でマテラッツィに替えてグロッソを投入せざるを得なかった時点で、スタメンの選手起用
を間違えたと非難されてもしょうがない。トニやザンブロッタ、ディナターレ、それにピルロのFKなど
ゴールの予感を感じさせるプレイは多々あった。それでもゴールを奪えない時点で、今日のイタリアには
ごーるとは縁がなかったとしかいいようがない。決勝T進出に暗雲が立ちこめたのは確かだが、2連勝
すればまだまだ望みはある。
一方のオランダは3ゴールでの快勝だが、セットプレイからの幸運なゴールに、2つのカウンターと
まるで前世紀のイタリアを思わせるようなプレイぶりだった。特に2点目、3点目に関しては相手の
セットプレイをセーブしてからのカウンターだけに、オランダにとっては改心、逆にイタリアには
納得の行かないプレイと言えるだろう。DFラインは負傷明けのブラルーズが序盤に何度かザンブロッタ
に裏を取られたものの、徐々にうまく対応できたし、CBもトニやアンブロジーニに仕事をさせなかった
のは大きい。Vペルシーのテストも出来たし、この試合に限っては言うこと無いだろう。唯一気になる
のは、優勝を狙うにしては第1戦のコンディションが良すぎるぐらいか…。
●前半:スタッツ
G S SOT CK F POS YC RC OFF
オランダ 3 18 9 3 19 51 1 0 4
イタリア 0 16 5 5 9 49 3 0 3
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