[CL07/08] B16#L2:インテル v リバプール
欧州カップ戦に関しては、格が違うとしか言いようがないですね。
●スタジアム
スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ ミラノ
気温:13度 湿度:44% ピッチ:湿気含む 天候:曇り
●試合結果
インテル 0 - 1 リバプール Agg. 0-3でリバプールがベスト8進出
●主審
トム・ヘニンク・エブレベ (NOR)ラインアップ
●ラインアップ
インテル
09 クルス 08 ズラ
05 スタンコビッチ
04 サネッティ(C) 19 カンビアッソ 14 ビエラ
16 ブルディッソ 26 キブ 24 リバス 13 マイコン
12 セザール
サブ:
01 トルド 07 フィーゴ 11 ヒメネス 18 クレスポ 28 マニシェ
29 スアソ 30 ペレ
監督:
ロベルト・マンチーニ
リバプール
09 トーレス
19 バベル 08 ジェラード 18 カイト
21 ルーカス 20 マスチェラーノ
12 アウレリオ 04 ヒーピア 37 シュクルテル 23 キャラガー
25 レイナ
サブ:
30 イタンジェ 06 リーセ 10 ボロニン 11 ベナユン 15 クラウチ
16 ペナント 17 アルベロア
監督:
ラファエル・ベニテス
●前半:試合展開
02 LIV :トーレス右クロス DFクリア(CK)
03 INT S :カンビアッソS 枠外
04 INT S :ズラ左クロス→カンビアッソ中S DFブロック(CK)
08 INT SOG:左CK:→クルス中ミドルS ☆GKセーブ(CK)
12 LIV ▲YC:バベル、FKで妨害 CARD▲バベル
13 INT S :左FK:ズラS 枠上
16 INT S :ズラ左ミドルS 枠上
17 LIV SB :トーレス中S DFブロック
19 INT S :左FK:デヤンS GKキャッチ
20 LIV SB :ジェラード左ミドルS DFブロック
25 LIV :フィード→バベル ※GKクリア
27 LIV :カイト左クロス DFクリア(CK)
28 LIV SB :トーレス左ドリブルS ☆GKセーブ
29 INT :ズラ左落 GKキャッチ
30 INT S :ズラ左スルーP→クルス左S ※枠右
33 LIV SB :DF→カイト左ドリブルS DFブロック
35 INT ▲YC:ブルディッソ CARD▲ブルディッソ
39 INT :マイコン右クロス DFクリア
40 INT :サネッティ左クロス→ズラ GKキャッチ
43 INT SOG:マイコン右クロス→クルス中HS ☆GKキャッチ
+2 INT :スタンコ右クロス→ DFクリア
●前半:コメント
攻めるインテルと守ってカウンター狙いのリバプールが激しくせめぎ合った試合だが、レイナの
好セーブ等で無失点に押さえたリバプールのペースと言えるか。インテルもズラのスルーパスや、
マイコンのクロスなどDFラインを2,3度破るシーンを作ったものの、わずかに枠外にシュートが
外れたりレイナの好守に阻まれたりで得点ならず。ただし、ゴールが決まらなかった以外は狙い
通りのサッカーが出来ているので、とりあえずこのまま攻め続けるはず。
一方のリバプールもカウンターで素早く前線につないでゴールを奪おうという狙いが明確、
こちらも数が少ないながら決定機を作り出した。リバプール的には2点差があるだけにこのまま
時間を使っていけばいいだろう。無理にゴールを狙うよりは守備重視で行きたい。
●前半:スタッツ
G S SOT CK F POS YC RC OFF
インテル 0 8 2 2 8 56 1 0 2
リバプール 0 4 1 2 8 44 1 0 2
●後半:試合展開
48 LIV ▲YC:ジェラード、カンビアッソにタックル CARD▲ジェラード
50 INT ▲YC:ブルディッソ、ルーカスにレイトチャージ CARD▲ブルディッソ
52 INT S :中FK:キブS 枠上
53 LIV S :カイト右クロス DFクリア
56 LIV ▲YC:アウレリオ、キブを妨害 CARD▲アウレリオ
57 INT S :右FK:ズラS 枠上
57 INT S :カット→ズラ左S ※※枠左
59 INT ▲YC:リバス、バベルを妨害 CARD▲リバス
60 LIV SOG:左FK:ジェラードS ☆GKセーブ(CK)
61 LIV S :左CK:ジェラード→ルーカス中HS 枠右
61 LIV 交代1:バベル(OUT)、ベナユン(IN)
64 LIV SOG:アウレリオ左クロス→トーレス中反転S GOAL★INT 0-1 LIV AGG 0-3
67 INT :カンビアッソ右クロス GKキャッチ
68 INT SB :スタンコ中ミドルS DFブロック
69 LIV SOG:トーレス左クロス→ジェラード中S GKキャッチ
71 INT S :中FK:クルスS 枠上
72 LIV :ベナユン左クロス GKセーブ(CK)
73 INT ▲YC:スタンコ、マスチェラーノにタックル CARD▲スタンコビッチ
74 LIV ▲YC:ベナユン、マイコンにひじうち CARD▲ベナユン
76 INT 交代1:ビエラ(OUT)、ペレ(IN)
79 INT S :マイコン右S 枠左
79 INT S :キブ中スルーP→ズラ左S 枠上
80 INT 交代2:ズラ(OUT)、スアソ(IN)
81 LIV 交代2:カイト(OUT)、リーセ(IN)
84 LIV :リーセ左クロス→トーレス中 DFクリア
84 INT 交代3:スタンコビッチ(OUT)、ヒメネス(IN)
85 INT ▲YC:キブ、ジェラードにタックル CARD▲キブ
88 LIV 交代3:マスチェラーノ(OUT)、ペナント(IN)
90 LIV S :リーセ左ミドルS 枠右
●後半:コメント
もともと渋い試合運びには定評のあるリバプールにとって、相手が10人になった時点で勝ちぬけは
約束されたと言っても過言ではない状況だったと言える。前半、何度かあった危険なシーンをレイナの
好守備と相手のシュートミスで切り抜けたことで、大きく勝利に前進した。最悪追いつかれることは
あっても、逆転負けすることはないだろうと言う予感はチームにもファンにもあったはずだ。
ブルディッソの退場については、特にインテルサイドからはいいたいことはたくさんあるだろう。ただし、
相手に足裏タックルをした時点でカードを出されるのはしょうがない。「リバプールにも同じような
ファールはあった」という意見もあるようだが、足裏でのタックルと言うのは記憶はないし、たとえ
同じようなプレイがあったとしても、ブルディッソの退場が消えてなくなるものでもない。前節の
マテラッツィ同様、カードを1枚もらった時点でのプレイとしては、あまりにも軽率すぎたと言える
だろう。結局DFラインの不注意なプレイと、彼らを使わざるを得なかった負傷者続出で試合を失った
と言うのは、ズラあたりにとってやりきれないものがあるだろう。
リバプールの攻撃勢が絶好調だったわけではない。決定機はトーレスのゴールシーンと、もう1本、
左サイドからのシュートぐらいしかなかった。ただし、2点差リードという状況を考えれば、守備を
固めてあわよくばカウンターで攻める、というのは当然の選択であるし、アロンソ不在の中、それを
完遂したチームをほめるべきだろう。もちろん、トーレスのゴールについては、あの反転の素早さと
シュートの正確さは賞賛に値する。
選手個人のレベルではインテルに若干かなわないかもしれないが、チーム力としてはインテルを大きく
上回っていたことが、2戦を通しての勝利を生んだと言えるだろう。この試合でのシュクルテルを中央に
配し、キャラガーを右サイドに回す布陣は今後、守備的なオプションとして有効に使われるだろう。
●スタッツ
G S SOT CK F POS YC RC OFF
インテル 0 15 2 2 17 47 4 1 2
リバプール 1 8 4 4 17 53 4 0 2
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