[CL07/08] B16#L1:ローマ v Rマドリー
調子悪くても仕事するのはさすがトッティ。でも勝負はまだまだわかりません。
●スタジアム
スタディオ・オリンピコ ローマ
気温:10度 湿度:57% ピッチ:乾燥 天候:晴れときどき曇り
●試合結果
ローマ 2 - 1 Rマドリー
●主審
ヘルベルト・ファンデル (GER)
●ラインアップ
ローマ
10 トッティ(C)
30 マンシーニ 20 ペロッタ 14 ジュリ
07 ピサーロ 16 デロッシ
77 カセッティ 04 フアン 05 メクセス 02 パヌッチ
32 ドニ
サブ:
27 ジュリオ・セルジオ 03 シシーニョ 08 アクイラーニ 09 ブチニッチ*Y
11 タッディ 21 フェラーリ 22 トネット
監督:
ルチアーノ・スパレッティ
レアル・マドリー
17 ニステルローイ 07 ラウール(C)
14 グティ 11 ロッベン
06 ディアラ 08 ガゴ
22 トーレス 16 エインシェ 05 カンナバーロ 04 Sラモス*Y
01 カシージャス
サブ:
25 ドゥデク 02 サルガド 09 ソルダード 15 ドレンテ 19 バプチスタ
20 イグアイン 24 バルボア
監督:
ベルント・シュスター
●前半:試合展開
02 ROM SB :ペロッタ右S DFブロック
03 ROM :ピサーロ右ドリブル、エリア内で倒れる 笛無し
07 RMA :ロッベン左クロス GKキャッチ
08 RMA SOG:ロッベン左クロス→グティS→ラウールR GOAL★ROM 0-1 RMA
09 ROM SOG:カッセッティ左ミドルS GKキャッチ
10 RMA SOG:ロッベン中S→ニステル中S→G オフサイド
14 ROM :中FK:→フアン、エリア内で倒れる 笛無し
19 RMA :ロッベン左→ニステル、エリア内で倒れる 笛無し
21 RMA S :ロッベン右ドリブル、クロス→ラウール中HS ※枠左
23 RMA ▲YC:ディアラ、マンシーニにスライディング CARD▲ディアッラ
24 ROM SOG:マンシーニ左クロス→トッティ→ピサーロ中S GOAL★ROM 1-1 RMA
27 RMA :ロッベン左クロス→ニステル あわず
28 ROM :ジュリ右ドリブル、クロス あわず
29 RMA S :ラウール左スルーP→ニステル左S ※枠上
35 ROM :ジュリ右クロス DFクリア
39 RMA :中スルーP→ DFクリア(CK)
39 RMA :グティ右クロス→ロッベン左S GKキャッチ
40 ROM S :左FK:ピサーロ→マンシーニ DFクリア
42 ROM ▲YC:デロッシ、ラウールを引っかける CARD▲デロッシ
44 RMA S :右FK:グティS GKセーブ
●前半:コメント
持ち味を出したのはマドリー。ロッベンのドリブルでサイドを突破したり、中央のパス回しから
前線へ繋いで攻撃の形を作る。先制点のシーンはグティのSをラウールがコースを変えてゴールを
ゲットした。攻撃は2トップのニステル、ラウールとロッベンのみ、サイドバックのあがりもいつも
ほどは見せず、グティも下がり目のポジションという慎重な試合運びに終始。それでもローマの
ミスに乗じて何度か決定的なシュートを放った。ロッベンの好調さは素晴らしいが、彼以外に攻撃の
形を作り出せる選手がいないのが、若干気になるところ。
ローマは絶好調時の攻撃のスピードや迫力が見られない。カウンターからジュリやマンシーニが
ドリブルを見せるものの、起点となるべきトッティがほとんど目立たないため、後方からの飛び出し
が見られない。それでもマンシーニのクロスにトッティが絡んでピサーロが決めたあたりに、今まで
とは違うねばり強さが感じられる。ただし、攻撃の不振からか守備の面で落ち着かないプレイが目立つ
のが気になるところ。
●前半:スタッツ
G S SOT CK F POS YC RC OFF
ローマ 1 6 3 1 6 46 1 0 0
Rマドリー 1 9 1 1 10 54 1 0 2
●後半:試合展開
46 ROM :左FK:ピサーロ GKキャッチ
48 ROM :デロッシ中フィード→トッティT S出来ず
50 ROM S :トッティ中→ジュリ右S 枠左
51 RMA :左CK:グティ→ あわず
53 RMA :ロッベン右→ニステル ※GKキャッチ
58 ROM SOG:トッティ中スルーP→マンシーニ右GKかわしてS GOAL★ROM 2-1 RMA
62 RMA S :ロッベン右→Sラモス中ミドルS ※枠右
62 ROM 交代1:ピサーロ(OUT)、アクイラーニ(IN)
64 RMA ▲YC:トーレス、アクイラーニを倒す CARD▲トーレス
67 RMA SOG:ロッベン左ドリブルS ※GKセーブ(CK)
67 RMA SB :ディアッラ中ミドルS DFブロック
67 ROM 交代2:パヌッチ(OUT)、トネット(IN)
68 ROM ▲YC:ペロッタ、ガゴに肘 CARD▲ペロッタ
69 RMA ▲YC:Sラモス、フアンにタックル CARD▲Sラモス 次停
72 RMA S :ガゴ中ミドルS 枠上
75 RMA S :Sラモス中ミドルS 枠左
76 ROM 交代3:フアン(OUT)、フェラーリ(IN) フアン、負傷交代
78 ROM :C→マンシーニ左クロス DFクリア
79 RMA 交代1:ディアッラ(OUT)、バティスタ(IN)
79 RMA 交代2:ロッベン(OUT)、ドレンテ(IN)
80 RMA SOG:ドレンテ右クロス→ニステル中S ☆右ポスト
82 RMA S :ニステル左クロス→ラウール中落→バティスタ中S 枠上
84 RMA S :左CK:マンシーニ→デロッシ あわず
86 RMA :ドレンテ右ドリブル、エリア内で倒れる 笛無し
+1 ROM ▲YC:カセッティ CARD▲カセッティ
●後半:コメント
マドリーの攻撃はロッベンの疲労とともに迫力を失っていく。後半も何度かあった決定機はすべて
ロッベンが絡んだもの。彼が疲労し、交代してからはほとんど攻撃の形を作ることが出来なかった。
交代直後のドレンテのクロスに合わせたニステルのシュートがポストに阻まれたくらい。ただし、
ロビーニョ、スナイデル不在の中、アウェイゴールを決めての1点差は決して悪くない結果と言える
だろう。勝負はあくまでマドリーに戻ってからである。そのときまでに少しでも多くの怪我人の復帰
が出来れば言うことはない。
一方のローマは、1点目のゴールシーン以外ほとんど仕事の出来なかったトッティが、58分に
決定的なスルーパスを通し、それをマンシーニが見事にゴールにたたき込んだ。後半、パヌッチを
下げて、カセッティを右SBに持ってきたことで、どうにかロッベンの対応が出来、その後もマドリー
の猛攻に苦戦しながらどうにか逃げ切った。ホームでどうにか勝利をおさめたものの、今のトッティ
のコンディションでは、アウェイでの攻撃の苦戦は必至。守りを固めるのが不得手なだけに、まだまだ
状況は予断を許さないと言えるだろう。
●スタッツ
G S SOT CK F POS YC RC OFF
ローマ 2 8 4 2 15 42 3 0 0
Rマドリー 1 17 3 3 19 58 3 0 4
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