[CL07/08] B16#L1:リバプール v インテル
マテラッツィをCBで使わざるを得なかったのが敗因かなぁ…。ファール多すぎ。
●スタジアム
アンフィールド リバプール
気温: 3度 湿度:55% ピッチ:湿気含む 天候:快晴
●試合結果
リバプール 2 - 0 インテル
●主審
フランク・デ・ブリーカー (BEL)
●ラインアップ
リバプール
09 トーレス
08 ジェラード
19 バベル 21 ルーカス 20 マスケラーノ 18 カイト
12 アウレリオ 04 ヒーピア 23 キャラガー*Y 03 フィナン
25 レイナ
サブ:
30 イタンジェ 06 リーセ 11 ベナユン 14 シャビ・アロンソ
15 クラウチ 16 ペナント 17 アルベロア
監督:
ラファエル・ベニテス
インテル
08 ズラ 09 クルス
05 スタンコビッチ
06 マックスウェル 19 カンビアッソ 04 サネッティ
26 キブ 23 マテラッツィ 02 コルドバ 13 マイコン
12 セーザル
サブ:
01 トルド 07 フィーゴ 14 ビエラ 16 ブルディッソ 18 クレスポ
28 マニシェ 29 スアソ
監督:
ロベルト・マンチーニ
●前半:試合展開
03 LIV :ジェラード右クロス DFクリア(CK)
03 LIV S :右CK:ジェラード→キャラガー左S DFブロック(ハンド?)
04 INT ▲YC:キブ、ジェラードを倒す CARD▲キブ
05 LIV S :右FK:アウレリオS 枠上
08 LIV :左クロス→トーレス右落→ルーカス
09 LIV :カイト右クロス→バベル DFクリア(CK)
09 LIV SOG:右CK:ジェラード→ヒーピア中HS ☆GKセーブ(CK)
12 INT ▲YC:マテラッツィ、トーレスにひじうち CARD▲マテラッツィ
14 LIV :ジェラード中→トーレス DFクリア
18 INT :コルドバ右クロス→ズラ中落→ GKキャッチ
25 LIV S :ルーカス中→ジェラード中S 枠左
30 LIV ▲YC:マテラッツィ、トーレスを掴む 退場▼マテラッツィ
32 LIV :フィナン右クロス DFクリア
32 LIV :バベル左クロス→トーレスT S打てず
40 LIV S :バベル左ミドルS 枠上
42 LIV :ジェラード左クロス GKキャッチ
45 LIV :ジェラード右クロス→カイト あわず
45 LIV SOG:カイト中ミドルS GKキャッチ
●前半:コメント
リバプールの一方的なポゼッションで試合が推移、マテラッツィの退場もあり、シュート数も
リバプールの5に対してインテルは2。ただし、決定機は9分のヒーピアのヘディングのみと、
リバプールがうまくインテルに押さえられた感が強い。
マテラッツィの退場もあり、インテルは引いて守備を固める事に終始。キブをCBに、マックスウェル
を左SBに下げることでメンバー交代無しで対応。決定機を作り出せなかったものの、アウェイのこの
試合はスコアレスドローで充分と言う計算通りの展開とも言える。後半も相手にゴールを許さない
という考えに替わりはなく、守備重視のまま行くだろう。
一方のリバプールはインテルの固い守備を崩すことが出来なかった。決定機はヒーピアのヘディング
のみ。ジェラードのミドルも精彩を欠き、トーレスはコルドバにうまく押さえれられた。唯一、バベルの
ドリブルやシュートに可能性を感じただけに、バベルを中央に持ってくる采配に期待したいが、あまり
やらないやりかただけに期待薄か。クラウチやベナユンの投入に期待したい。
●前半:スタッツ
G S SOT CK F POS YC RC OFF
リバプール 0 8 2 3 11 64 0 0 1
インテル 0 0 0 0 11 36 2 1 2
●後半:試合展開
47 LIV :ルーカス右クロス DFクリア
48 INT S :カンビアッソ中ミドルS 枠上
49 LIV SB :ジェラード左ミドルS DFブロック
50 LIV :フィナン右クロス DFクリア(CK)
51 LIV SB :ジェラード右ミドルS DFブロック
53 LIV S :ヒーピア中ミドルS 枠右
53 LIV :アウレリオ左クロス DFクリア(CK)
55 INT 交代1:クルス(OUT)、ビエラ(IN)
57 LIV :カイト右クロス GKキャッチ
58 LIV SOG:こぼれ→トーレス中S ☆GKセーブ(CK)
58 LIV :左CK:ジェラード→ DFクリア(CK)
59 LIV S :カイト右クロス→ヒーピア中HS ※枠上
60 LIV :ジェラード右クロス DFクリア(ハンド?)
64 LIV SOG:ジェラード→トーレス中MS ☆GKセーブ
64 LIV 交代1:ルーカス(OUT)、クラウチ(IN)
68 INT :C→ズラ左 DFクリア(CK)
69 INT :マイコン右クロス→ズラ左落→カンビアッソ オフサイド
70 LIV :フィナン右クロス→クラウチ中H ファール
72 LIV 交代2:バベル(OUT)、ペナント(IN)
72 INT S :ビエラ中ミドルS 枠左
74 LIV S :こぼれ→クラウチ中S ※枠左
74 INT :コルドバ、足を押さえて倒れている→担架で退場
75 INT 交代2:コルドバ(OUT)、ブルディッソ(IN)
77 LIV SB :ジェラード中ミドルS DFブロック(CK)
77 LIV :左CK:ジェラード→キャラガー右H GKキャッチ
78 LIV SB :左クロス→クラウチ中TS ※DFブロック
80 LIV :ペナント右クロス→クラウチ中H DFクリア
81 LIV :右クロス→クラウチ中落→トーレス S出来ず
82 LIV :トーレス右クロス DFクリア(CK)
85 LIV SOG:ペナント右クロス→カイト左TS GOAL★LIV 1-0 INT
90 LIV SOG:ジェラード右ミドルS GOAL★LIV 2-0 INT
●後半:コメント
85分までは完全なインテルのペースだった。しかし85分、ペナントのクロスにカイトが合わせて
リバプールが待望の先制点、さらに90分にキャプテン・ジェラードが絶妙のミドルシュートを決めて
追加点をあげ、2-0という予想外の勝利をおさめた。
流れが変わったのはやはりクラウチの投入から。彼を投入することでクロスのターゲットが出来、
こぼれ球を狙うことが出来るようになった。そのためインテルの守備に好きが出来、結果として
カイトの先制点に結びついたと言える。ジェラードの追加点に関しては、DFどうこうより、彼の
勝負強さを褒めるしかない。ホームで2得点、アウェイゴールを許さなかったのは現在の状況を
考えると想定外とも言える結果。アウェイで得意のスコアレスドロー、あるいは1ゴールを許しても
ベスト8進出という意味で、この追加点は非常に大きい。
インテルに取ってこの日最大の計算違いはマテラッツィの退場だろう。UEFA基準からすると
厳しい判定であることは確かだが、この日のデ・ブリーカーさんの基準ではカードに値するファールと
言える。何より、相手を見てひじうちしたり、後ろから相手を掴んでいる時点でカードを出されても
しょうがない。60分もの間10人での戦いを強いられたことが、結果としてリバプールのゴールを生んで
しまったと言うことは言えるだろう。審判にクレームをつけるのは勝手だが、CBとして慎重さに
欠けるプレイを反省すべき。これで少なくとも2ゴールを奪う必要が出てきた訳だが、最近、1ゴール
差の辛勝が多いだけに、どのような策を取ってくるがみものではある。まあ、ここで敗退するのが
インテルらしいと言えばそれまでなのだが…。
●スタッツ
G S SOT CK F POS YC RC OFF
リバプール 2 23 7 10 18 69 0 0 1
インテル 0 3 0 1 18 31 2 1 3
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