[感想]ワイルドストロベリー 結成記念ライブ
一言で言えば、落ち着いて聴けるライブだったなと言うこと。もちろん、熱狂的で絶叫する
アニソンライブを否定するつもりはないし、それが醍醐味の1つだとは思う。ただ、すべてが
そんなライブだと、正直行くのを躊躇われる。ゆっくりと座って聞く、そんなアニソンライブが
あってもいいはずだ。
まず一番驚かされたのは選曲。「海のトリトン」に「バビル二世」「フランダースの犬」、そして
「エイトマン」に「魔女っ子メグちゃん」。観客の中には放映時に生まれてないのはもちろん、
再放送でさえ見たことがない人がいるかもしれない。僕でさえも「エイトマン」に関しては再放送
さえ観たことがない。「ドラゴンボール」や「セーラームーン」、それに「エヴァンゲリオン」
あたりが一番なじみの曲なのだろう。だからといって「残酷な天使のテーゼ」を今の曲といって
しまうのはどうかと思うが。
昼の部は歌い手も観客も腹のさぐり合いといった感が強かった。チケットを買ってきたものの、
何せ結成後初のライブだけに、何を見せてくれるのか見当が付かない。そんな微妙な緊張感が伝染
したわけではないのだろうが、ステージ上のきっこさんも歌はそつなくこなしていたが、トークの
部分では噛みまくり。まあ、その初々しさが良かったりするのだろうが。「渡り廊下で待っててね」
では、さすがにグダグダになってはいたが、いきなり合わせろという方が無理。むしろ楽譜をその場
でもらってそつなく合わせるバンドの方を褒めるべき。夜の部に関しては、即興のコーナーもトーク
もまあまあだったが、サンバホイッスルで大失敗。まあ、これもライブの醍醐味というところだ。
きっこさんの良さを活かすなら、やっぱり多少古めの懐かしいアニソンの方がいいのだろう。
ただ「奥さまは魔法少女」よりももっと新しい、きっこさんが演じているアニメの主題歌を聴きたい
思いもある。「AIR」や「CLANNAD」になるのだろうか。そういえば数年前のイベントで「プリキュア」
を熱唱したこともあった。今回は顔見せということもあり、比較的メジャーな曲と自分たちの持ち曲
のチョイスとなったが、今後のライブでは色々な挑戦が見られるかもしれない。色々な意味で今後の
展開が楽しみである。もちろん次のライブにも行く予定である。
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