[コラム] 紐育レビュウショウが終わって
今までの10年は歌謡ショウの終わりが夏の終わりだった。今年に関しては紐育レビュウショウの終わりが夏の始まりになりそうだ。初日が台風、2日目が地震、3日目、そして千秋楽を迎えても気温が上がらない。過ごし易くはあるが、例年、大汗をかきながら新宿(時々渋谷)を歩いていたのに、今年は肌寒い小雨の中、神宮外苑を歩く…。暑くないのは嬉しいが、なんとなく釈然としないものを感じてしまった。
舞台の内容に関しては、要望はあっても文句の付けようはないと言っておく。2年目のプレッシャーを乗り越え、期待を上回る、より進歩した舞台を提供できていたと思う。舞台に完璧などありえず、完成することもおそらくないものだ。毎年高みを目指す厳しさは、花組の例を出さずとも明らか。それでも3年目でそれを目指すと出演者やスタッフが言うのなら、観客としてそれに乗ってみるのも悪くはない、というか望むところである。
詳細な感想等は、このあと時間を取ってじっくり書く予定ではある。ただ、今年一番感じたのは「今年もサクラの舞台があって本当によかった」と言うこと。サクラ大戦という世界観に乗っ取り、出演者が舞台上で歌い踊る。そんなショウを11年連続で鑑賞できたと言うことを心の底から嬉しく思う。明日から始まる1年も、楽しい思い出と共に過ごすことが出来る、その点について出演者やスタッフの皆さんにお礼を言わずにはいられない。楽しい舞台をありがとうございました。来年もよろしくお願いします、と…。
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