[REPORT] 「ひとひら」DVD発売記念 (石丸電気SOFT 2)
1)オープニング
まずは本日の司会を務めるメディアワークスの加藤さんが登場。諸注意の後、
舞台の右手から入場する二人。客席から見て、樹元さんが左、あやち~が右へ。
衣装は…、川澄さんは黒のトップスに白のスカート、というのはわかりましたが…。
■アイスブレーキング
樹「麻井麦役の樹元オリエです」
川「市ノ瀬野乃役の川澄綾子です」
まずは二人の自己紹介。
川「さっき『台本にアイスブレーキング』って書いてあるんだけど、わかる?って話してました」
樹「なんだろうって…」
川「広辞苑で調べても乗ってないし、まあ、落ち着けってことですか」
樹「加藤さん、アイスブレーキングやってるなって」
そんなコトするほど会場興奮してなかったと思うんですが(笑)
川「なんですかね、天気の話とか野球の話ですかね」
いきなりなんの話かと思ったら、アイスブレーキングの話が続いていたらしい(笑)
川「あ、野球の話はダメかも好きなチームが違うとケンカになるし」
司「素直に、夏どうですかとか」
川「それも一歩間違うとセクハラですよね」
いや、どうして、そこでセクハラとか言うかな(笑)
川「そういえば、なんでシャツ着てないんですか?」
樹「そうですよ~」
司「いや、上司にパワハラされまして」
なんだろう、ひとひらTシャツでも着てたのかな…。詳細は謎のままイベントが続く(笑)
2)トークコーナー
後ろの席に腰掛ける二人。ここからは司会者さんの出したテーマに従ってトークを進めることに。
■役柄の印象
樹「麦ちゃんは絵がすごく可愛い。あと、主人公にしてはすごく後ろ向きでビックリ、この後どう展開
するのかドキドキでした。麦ちゃん、どうなっちゃうんだろうって…」
司「1話はほとんどセリフがなかったですね」
樹「妄想シーンでしか話が出来なくて。漫画だとわかるけどアニメで声に出したらどうしよう、
わかるかなって」
確かに何喋ってるのかわからないシーンあったしな…。
川「アフレコの前に顔合わせがあったときに、野乃は麦ちゃんを誘惑する役だよって。惑わして
演劇部に誘うんだって言われて。普通、後輩を誘うときは「演劇って楽しいよ!」ってかんじで
誘うと思うけど、こうけだるく肘をついた感じで、「自分も楽しいのかなぁって」思いました」
司「そういうのも含めて演技なんですよ」
川「必要以上に演技派? この娘なら、ドキドキさせれば『ウン』って言うに違いないって思って
たんです。怖い娘です」
だからあなたがキャストされたのでは…とか言ってはダメですか(笑)
樹「野乃先輩も後になって可愛さはかいま見えますよね。
ナイスフォロー、オリエちゃん。まあ、個人的には野乃先輩みたいなのは嫌いではないですが。
■自分とキャラが似ているところ
樹「打ち上げの時、最後に挨拶をしたんですが、真っ白になっちゃってアワアワして…」
川「確かに麦っぽかった」
樹「もしかしたら似ていたかもしれない」
川「緊張しーなの?」
樹「そうなんです」
川「へ~、そうなんだ~」
なぜ、そういう思わせぶりな発言をするかな(笑)
樹「こうこうの時…」
川「合コン!?」
樹「高校! おとなしくて前に出ようとは思わなかったのも、似ているところかもしれません」
そのボケはわざとですか、どうなんですか(笑)
川「黙っていると怖いって言われるところ。みんなそういうんです。何でですかね」
不思議がるあやち~。しかし壇上の二人と客席は失笑。
川「初めて会ったときに八割の人がそう言うんです」
司「台本チェックとかをしてる姿を見ると、結構きつい視線で怖いと思いました」
川「そうだった?」
樹「え、あ、そう、あ、ときどき…」
そこ、可愛い後輩をいじめない(笑)
司「お話して、そんなことはないってわかったんですけどね」
川「今日は期待を裏切っていきたいと思います」
いや、まあ、いいけど…誰のどんな期待?(笑)
■アフレコ現場での面白い話
樹「早口ですかね」
川「メンバーが少ないから和気藹々とやってました。雪野さんが岸尾君を弟のようにこき使ってて。
『コーヒーもって来い!』とか…」
雪野さんってそんなキャラだったんだ…。
樹「でも岸尾君も嬉しそうにハイハイってね」
川「三年組と一年組はバランスもよくって。三年組は年相応に落ち着いて…、あんまし言うと
怒られるけど…」
なぜにあやち~さんは他人事モードですか(笑)
川「あと、桂木君の『しちょうしちゅう…』とかもね」
あやち~さんの名誉のために言っておきますが、きちんと言えてました。メモできなかっただけです、
ごめんなさい
川「最終回のオリナルが振られるシーン、あれが面白かった。『いつもの早口を言っている間に
いつものカンナに戻ります』ってね。台本読んで『このままいくのかな~』って思ってたら、
このまま行って」
樹「ひたすら早口言葉をいっているのが面白かった。ずっといってましたもんね。オンエアでは
小さくなっていったけど」
川「演劇絡みのシーンは、やったことはあるけどすごい遠い記憶。若い子達に『あんた達、おぼえて
いるっでしょ!』ってやらせてた」
オニだよ、三年組のあんたたち(笑)
司「でも、そのわりに出来てましたよね」
川「みんなの記憶を組み合わせてね」
樹「組み合わせてね」
川「忘れないもんだね~ってみんなで言ってました」
若いときの記憶ほど忘れないんですっけ、まあいいですけど(笑)
■熱血した物
司「高校時代とかに熱血した物とかありますか?」
樹「テニス。熱血してやってました。夏は尋常じゃなく、真っ黒になって、夜の闇に紛れるくらい…」
川「硬式、それすごいね!」
樹「はまりまくってました」
司「空気椅子とかやりました?」
樹「いや、さすがにそれは…」
川「空気椅子って何、罰ゲーム」
司「ほら、野乃が合宿で、みんなにやらせてた…」
川「あ、ああっ、あれ。自分は命令する方だからわからなかった」
いや、なんかあってるような間違ってるような(笑)
司「あれ、ふくらはぎとか鍛えるのによくて、昔やらされたんですよね~」
川「え~、やってみてくださいよ~」
しれっとひどいことを言っている気がするのは僕だけですか(笑)
川「私も部活は一応やってたんですけど、演劇部にはいると『BGMを弾け』って言われて、
合唱部に入ると『ピアノを弾け』って言われて。私の学校の合唱部は全国大会に出るくらい強い部
だったんですが、声出すためには必要とか言われて、腹筋とか筋トレとかをさせられて…」
樹「やったんですか!?」
川「私はやらなかった。『ピアノ弾くのに腕は必要ですけど腹筋は必要じゃないです』とか言って」
それを言えるのがすごいと言うべきか、だから目をつけられてにらまれると言うべきか…。
川「相当熱血で、みんな涙流しながらやってました。ビンタとかもあったし、よき時代でした」
何がどういいんだろう…。
川「(ビンタ)あったよね?」
樹「ありましたよね」
司「今は大変ですけどね」
川「あれはあれでいいような気もするけど…いけませんね」
樹「そうですね」
とってつけたように言われても、ホントにいけないと思ってるのかなぁ…(笑)
そもそも部活動なんて必要なのか、と思ってる人間には全然良くないんですけどね。
3)質問コーナー
ここで早くも用意した質問が終わってしまった、ということでお客さんから集めたアンケートの
質問に対する回答へ。
■川澄さん的に麦ちゃんは?
川「妹みたいな感じ。自分にない要素を持っているので野乃のように何とかしたいな~って思える」
司「可愛いですか?」
川「自分の妹だったらむかっと来るかも」
樹「わかる~」
川「きっと野乃みたいなきついこと言っちゃうと思う。健気で可愛くて色々気をつかっているのは
わかるけど…」
ずばっと言いそうだな~、あやち~なら(笑)
司「樹元さん的に野乃みたいなお姉さんはどうですか?」
樹「逆らえないと思います」
川「きっと弱みの一つや二つは握っていると思う」
樹「色々言われるとは思うけど、頼りがいのある自慢の姉だと思います」
川「美咲みたいなのもいいけど…」
樹「(野乃には)勉強教えてもらえそう」
川「お金取りそうだよね」
樹「これで貸し一つねとか言われるかも」
野乃さんの場合、お金よりも、いじめて楽しむのが好きそうなところが怖い(笑)
■キャラと自分が似ていると思うところ
川「気づいているか知らないけど、樹元ちゃんはセリフを言うとき動いてるの。パタパタって感じで
動きがすごく麦っぽい。気づいてた?」
樹「うっすらと気づいてました」
川「パタパタと動く感じがすごく麦っぽいなと」
バタバタとか聴いておさかなペンギンを思い出すのはダメですか(笑)
樹「川澄さんはみたときに『はぁ、野乃っぽいな』って」
川「バタバタしてないよね」
樹「してないです」
川「私、微動だにしないんです。ひとひらでは頑張ってました。役によって変わるんですよね。
野乃の時は野乃だから野乃なんです」
「のののときはののだからののなんです」、平仮名で書くと何がなんだかって感じです(笑)
川「どうしようもない役だとグルグル回ってたりします」
樹「ホントですか、どんな風に?」
川「こう、『あ~どうしよ~』とか言ってグルグルと…。次に会ったときドジな役だったらドジだと
思いますので楽しみにしてください」
樹「私は、体動かさないと言えないので、次会ったときも動いていると思います」
それだけ役になりきってるって事ですよ、あやち~さんは、とフォローを入れておきます(笑)
■事件
樹「言っちゃっていいですか。テニスの振り回しで」
川「ふりまわし?」
樹「こう、ボールを左右に出されて打ち返すんですけど、熱中しすぎて鼻血出しました。ぼーっと
してきて熱い物がたらっと…」
川「鼻血は出したことないんですが…、吹奏楽部でフルートを吹きながら気を失ってました」
樹「ホントですか!?」
川「そう。で、フルートはダメって言われて残っていたのがユーフォニアム。またこれがでかいんです。
でも座って出来るので倒れなかったです」
そうまでして吹奏楽やりたかったのかな(笑)
川「フルートは吹いてる間から蝉時雨が…」
樹「無事で良かったです」
川「鼻血は出してないですけど」
この返しが、さすがあやち~なんですよね。でも、フルートは「どっか」で聞いた話だな(笑)
■元気とおとなしい、難しい役はどっち
樹「元気な方がやりやすい。麦ちゃんはボソボソと喋って表現も難しい。はっちゃけた役の方がいいです」
川「どっちも難しいのですが、おとなしい役が続くと大きい声を出したくなる。ひとひらでも
『一同』ってところで参加できなくて、『野乃は言わないで』とか言われたり。私も『やっほ~』って
いいたいなって…」
樹「私も消されるかなって思って大きな声で言ったんですが、ちとせちゃんに消されちゃいました」
そりゃ、ノーマル状態で大声で叫ぶ麦は、スタッフさんが調整しますって(笑)
■劇中劇『ひとひら』を演じて欲しい
川「面白そうだと思う。アフレコ現場でもそんな話をしてた。少人数の良い芝居だし」
樹「いい話だし、是非やってみたい」
川「野乃才能あるなって」
自画自賛ですか、いや、違うんですけどね(笑)
樹「あと、妖精3と妖精さんの区別が…」
川「私、妖精3でした。途中で声が出なくなってほとんど喋ってなかったんですけど。今まで声が
出すぎって言われる役はなかったんで結構大変でした。私はなったことはないんですけど、
この業界は結構あるらしいんですよ」
樹「喉が強いんですか?」
川「かすれたことはない、そこだけは丈夫なんです。だから、首を絞めながら、自分で自分を落とす
ワザをかけてやってました」
だから、落とすワザとか言わないの(笑)
■成長したこと
樹「麦を12話出来たことが貴重な体験でした。音響監督さんからも『大変だったでしょう』って言われて。
あと、おとなしい役も初めてだったので、大きい声出したときに『やっとでた~』って」
川「私も、12話で成長しました、してたらいいな…。演劇を扱ったのは初めてだと思うんですけど…」
ここで視線を遠くにやるあやち~。
川「すいません、マネージャ見ちゃいました。元々自分の目指した道で、今は仕事になってますが、
そういう意味で嬉しいことです」
司「ぴ~の仮面とかね」
川「みんなでぴ~の仮面ごっことかしてました」
ガラスの仮面ってやっぱり基本なのかな…。
それはさておき、あやち~のやった役を全部暗唱できる人など、いませんから(笑)
■克服できたこと
川「パクチー食べれるようになりました。大人になってからも食べれなかったけど、こんなカケラに
負けるのが悔しくて、食べてみたら食べれました。何か苦手なのある?」
樹「私は貝類とか子供の頃ダメだったんですが、今は食べれるようになりました」
川「待って、これ自分の努力じゃない!」
司「努力の結果、克服できたことですからね」
樹「私は、声優になれるとは思えなかったけど、それになれたってことですかね」
川「私は…、自分に打ち勝ったことがないかも。マラソンとかも完走したことないし…」
ひょっとして、あやち~さんはダメ人間ですか(笑)
司「ビリーズ・ブートキャンプとかどうですか?」
樹「あれも残念ながら除隊しました。もうあきらめモードです」
川「私も入隊したい!」
一同、驚きの目であやち~を見つめる
川「はなっから全部やる気はないけど、面白い動きだけやりたいです」
それじゃ効果ないだろう! しかし、なんで面白い動きだけ(笑)
川「来日がニュースなるなんてすごいこと。どこ言ってもビリーだよね。昨日も別の打ち上げで商品に
ビリーがあったの。後1個でビンゴだったんだけどダメだった」
いや、ダメで良かったと思いますよ。面白い動きだけだと効果ないですし。そもそもそんな必要無いと思うけど…。
■やってみたい劇
川「なんだろう。演劇研究会って野乃さんが作った劇しかやってないんですね」
樹「そういえばそうですね」
川「バリバリ固いの。チェーホフとか」
樹「シェークスピアとか」
川「かもめとかね」
樹「桂木君に王子様とかやらせたいですね」
川「2.5枚目ぐらいの王子様をね」
素人にはシェークスピアはともかくチェーホフはわかりません。ごめんなさい…。
■ラジオについて
川「ごめんね、くだらないこと相談して」
樹「いえいえ、私も…」
川「私、自分に甘いから…」
樹「そうなんですか…」
樹「今日も朝早くからね、大変だったし。でも、みんなはもっと早いんですよね」
樹「ありがとうございました」
いや、そんな、まあ、早いけど。深夜35時開始は結構辛かったです(笑)
4)プレゼントコーナー&最後の挨拶
続いて、サイン入り台本を三冊、サイン入りポスターを三枚プレゼントする抽選会があったのですが、
何故かポスターが一枚手元にあります。ありがとう、あやち~。台本の方がもっと嬉しかったけど、
もらっただけで十二分です。そして最後の挨拶。
樹「1巻を買って頂いてありがとうございました。王道を行くいいストーリーですので全部揃えて
ください。後、私事ですか、芝居をやってます7/5 - 8日ですので良かったら見に来てください。
来てくださってありがとうございます」
川「DVDが発売されました。12話は是非みてください。監督渾身の音楽と映像です。何度もみて
頂いて泣いて頂きたいと思います。本日はありがとうございました」
5)感想
オリエちゃんはもう少しあやち~さんにくわれてアワアワしてるかな、とか思っていたんですが、
頑張りました。やっぱり若いってのはパワーあるのかな。それにしても、面白い動きだけするために
ビリーを欲しがるのはあやち~だけだろうな。個人的には、場を落ち着けるのは「アイス」よりも
「クール」の方が適当だと思うのですが、なんかそういう言葉がきちんとあるようです。
後、45分ってのは短すぎませんか、でも、レポートは全然楽じゃないなぁ(笑)
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