[PL06/07] #17 チェルシー v アーセナル
●スタジアム
スタンフォード・ブリッジ ロンドン
気温:10度 湿度:71%
●試合結果
チェルシー 1 - 1 アーセナル ATT 41,917
●審判
A Wiley
●スタメン
チェルシー
11 ドログバ 07 シェバ
14 バラック
08 ランパード 05 エッシェン
04 マケレレ
03 コール 26 テリー 06 カルバーリョ 14 ジェレミ
40 イラリオ
# クディチーニは前節で筋肉負傷
サブ:
22 ヘドマン 09 ブラルーズ 12 ミケル 16 ロッベン 24 SWP
監督:
ジョゼ・モウリーニョ
アーセナル
25 アデバイヨル
11 Vペルシー 16 フラミニ 04 セスク 13 フレブ
19 シルバ
22 クリシー 06 センデロス 20 ジュルー 27 エブエ
01 レーマン
# アンリは首を痛めて年内休養、ギャラスは負傷が回復せず。トゥレは出場停止。
サブ:
24 アルムニア 08 リュンベリ 09 バチスタ 31 ホイト 32 ウォルコット
監督:
アーセン・ベンゲル
●試合展開(前半)
05 CHE :マケレレ中フィード→ドログバ オフサイド
08 ARS :エブエ右クロス→Vペルシー左TS 枠左
10 ARS S :中FK:VペルシーS 壁
10 ARS :アデバイヨル右クロス DFブロック(CK)
12 CHE :ドログバ中フィード→シェバ GKキャッチ
14 ARS :アデバイヨル左クロス→セスク S出来ず
15 ARS S :アデバイヨル中ドリブルS DFブロック
15 CHE SOG:シェバ左ドリブルS GKキャッチ
17 CHE S :バラック中ミドルS ※枠左
18 CHE SOG:ジェレミ右スロー→ランパード中S ☆右ポスト
19 CHE S :ドログバ中ミドルS 枠上
21 CHE :ドログバ→シェバ中ドリブル GKキャッチ
22 CHE :エッシェン右クロス GKキャッチ
22 ARS S :Vペルシー左ミドルS ※枠右
24 CHE ▲YC:コール、フレブを引っかける CARD▲Aコール
28 CHE :シェバ左ドリブル DFカット
30 ARS SOG:Vペルシー中ミドルS GKキャッチ
34 CHE S :ジェレミ右クロス→ドログバ→エッシェン中S 枠上
36 ARS :エブエ右クロス DFクリア(CK)
37 ARS S :Vペルシー右クロス→フラミニ中HS 枠上
37 CHE :ドログバ左クロス DFブロック(CK)
38 CHE SOG:左CK:→こぼれ→エッシェン中S ☆DFブロック
39 CHE :ジェレミ右フィード→ドログバ オフサイド
43 CHE :シェバ→コール左クロス→ DFクリア
44 CHE :エッシェン右クロス→シェバ GKキャッチ
45 CHE :シェバ、レーマンと接触して腰を痛める→程なく復帰
●前半コメント
ロンドンダービーの名に恥じない激しい試合展開、シュートはやや少なめながら、双方とも
攻めの姿勢と守りの集中力を欠かない事で、非常に引き締まった試合となった。細かいパス
回しでチャンスをうかがうアーセナルと、ボールを奪ってから素早く前線に繋ぐチェルシー、
双方とも持ち味を生かした互角の展開ながら、決定機で若干チェルシーが上回った。
チェルシーはドログバ、エッシェンが絶好調、特にドログバは前線でのポストやドリブル、
それにシュートと大活躍。コンディションの良さでは明らかにシェバを上回っている。一方の
エッシェンも豊富な運動量で好守に貢献、ポストを叩くシュートもあった。バラックもかなり
チームになじんでおり、ミドルやパスで攻撃に絡んだが、運動量の低さが気になる。
一方のアーセナルはドログバとマッチアップするセンデロスに若干の不安を感じた。ギャラス
の負傷とトゥレの出場停止で先発したセンデロスだが、奮闘はしたものの荒いプレーや細かい
ミスが何度かあった。また、GKのレーマンが去年の出来と比べると若干不安定に見受けられる
のも不安材料。アデバイヨルもポストをこなしきれず、全体的にエリア内に切れ込めずに攻撃は
ミドルSのみと言うのは物足りない。
G S SOT CK F POS
チェルシー 0 8 4 2 5 47
アーセナル 0 4 2 3 8 53
●試合展開(後半)
47 ARS S :アデバイヨル中S 枠右
48 ARS S :アデバイヨル右クロス→Vペルシー中HS 枠上
50 CHE S :右FK:ランパード→ドログバ中HS 枠上
55 ARS ▲YC:フラミニ、ランパードにタックル CARD▲フラミニ
56 CHE S :中FK:ジェレミS 壁
59 CHE S :中FK:ランパードS 枠右
61 ARS SOG:アデバイヨル→セスク中ミドルS GKキャッチ
63 CHE S :シェバ左S 枠右
64 ARS ▲YC:レーマン、ドログバを押す CARD▲レーマン
64 CHE ▲YC:ドログバ、レーマンを突き倒す CARD▲ドログバ
66 CHE 交代1:ジェレミ(OUT)、SWP(IN)
66 CHE 交代2:シェバ(OUT)、ロッベン(IN)
68 CHE :ロッベン左ドリブル、クロス DFクリア
71 CHE SOG:ロッベン左S ☆GKセーブ
71 CHE SOG:こぼれ→ランパード中S ☆GKキャッチ
72 CHE :中スルーP→ドログバ GKキャッチ
73 CHE S :ロッベン→ドログバ中S ※枠右
73 CHE :ロッベン左ドリブルS→枠右 オフサイド
75 ARS S :中FK:セスクS 枠左
76 ARS :セスク中フィード→Vペルシー中、倒れる 笛無し
78 ARS SOG:フレブ右クロス→フラミニ中S GOAL★CHE 0-1 ARS
81 CHE S :中→ドログバ中S ※枠左
83 CHE S :カット→ロッベン左ドリブル、クロス→ドログバ中HS ※枠上
84 ARS 交代1:Vペルシー(OUT)、リュンベリ(IN)
84 CHE SOG:ランパード→エッシェン中ロングS GOAL★CHE 1-1 ARS
86 ARS S :リュンベリ左クロス→フレブS 枠上
+2 CHE S :SWP右ドリブルS DFブロック(CK)
+2 CHE SOG:右CK:ランパード→エッシェン中S ☆クロスバー
+4 CHE SOG:ロッベン右S ☆GKセーブ
+4 CHE SOG:こぼれ右ランパードS ☆右ポスト
●後半コメント
ロッベンを投入してからチェルシーが完全に圧倒、ただしチェルシーの最大の敵はポストと
クロスバーだった。78分にアーセナルに1チャンスを生かされて先制されたときは、ホーム初の
黒星かと思われたが、エッシェンが素晴らしいロングシュートを決めて追いついた。その後、
引き分け狙いのアーセナルに対し、チェルシーが最後まで攻め続けたが、追加点をあげることは
出来なかった。
後半のチェルシーのベストプレイヤーはやはりロッベンになるだろう。何度も左サイドを突破し
ドログバめがけてクロスをあげた。彼がサイドに張ることで、アーセナルのDFラインが横に
開き、中央にスペースが出来た。また、彼の仕掛けでアーセナルDFの疲労を誘い、終盤の相手の
攻撃を許さない展開に持ち込めた。直接ゴールに絡むプレイはなかったが、後半のチェルシーを
引っ張っていたのは間違いなく彼だった。ゲーム途中での4-3-3オプションへの変更は、間違いなく
対戦相手への脅威となるはずである。
残り10分でフラミニがゴールを決めたときは勝負あったと思ったが、同点弾に付いては、守備の
ミスではなく、エッシェンのスーパーシュートを褒めるしかないだろう。ただ、CBで起用された
センデロスがミスを連発、何度も危ない場面を作り出した。またレーマンもドログバやランパード
とやり合い、それらに絡んでそれらに対してエブエも感情的に審判に対応するなど、全体的に
冷静さを欠く選手が何人か見受けられた。それでも、優勝候補のチェルシー相手に、アンリも
トゥレもギャラスもいない中、敵地でドローに持ち込めたのだから悲観する必要はないだろう。
G S SOT CK F POS
チェルシー 0 20 7 5 18 49
アーセナル 0 11 4 5 16 51
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