[WC2006]親善試合:オランダ v オーストラリア
●試合結果
オランダ 1 - 1 オーストラリア
http://fifaworldcup.yahoo.com/06/en/w/sc/detail.html?id=2598127&year=2006&month=6&day=4
●コメント オランダvsオーストラリア 【解説】原博実【実況】倉敷保雄 スカパー生中継
オランダはコンディションがいまいちなのに加えて、コクー、スナイダー、ジオを
負傷で欠くなど、ストレスのたまる調整試合となってしまった。一方のオーストラリアは
アウェイで10人で守るというシミュレーションも出来、ドローという結果も出せたのは
大きな収穫か。
●オランダ
・スタメン (★印はスタメン濃厚)
★ロッベン ★ニステル ファンペルシー
★コク ファンボメル
(37 マドゥロ)
★スナイダー
(50 ランツァート)
★ジオ オーイエー ★マタイセン ★クロンカンプ
(64 カイト) (46ヘイツィンガ)
★ファンデルサール
FW
個々の力での突破が目立つ。リズムも単調でコンビネーションがほとんど
なし。相手GKの出来の良さもあったが、不甲斐ない出来に地元サポータも
欲求不満。ロッベンのドリブルだけが目立った。
MF
コク、シュナイダーが足を痛めて交代を強いられたのが誤算。彼らが
下がってからは攻撃のリズムが単調になった。全体的にボールを不用意に
持ちすぎて、タックルを受けるシーンが目立ったのが気になるところ。
ファンデルファールトの復活が待たれる。
DF/GK
好守に渡って穴は右SB。トラップや状況判断などでクロンカンプが何度も
判断ミスを侵していた。また対ビドゥカという意味でCBの二人は多少対応に
問題有り。世界トップクラスのストライカーを押さえるのは苦しいか。GKで
キャプテンを任されたファンデルサールの好セーブで1失点に抑えれたこと
のみが収穫というのは言い過ぎか。
●オーストラリア
★ヴィドゥカ
(65 アロイージ)
★ブレシアーノ ステリョフスキ
(67 トンプソン) (51 ケーヒル)
★クレナ ★グレッラ ウィルクシャー
★チッパーフィールド ★ニール ムーア ★エマートン
★シュオーツゥアー
FW
期待のビドゥカは序盤は相手DFに押さえられたものの、徐々に攻撃の
起点となり、同点のきっかけとなったPKも得た。ハイボールを多用した
パワープレイの前評判だったが、むしろブレシアーノなどのドリブル突破や
細かいパス回しが目立った。ビドゥカも高さだけの選手ではないだけに
注意が必要。
MF
前線に比べるとやや見劣りもプレミアを連想させるフィジカルの強さは
要注意。勢い余ってオランダ選手を負傷交代に追い込んでしまって
退場選手を出してしまったのはいただけない。ボールを持ちすぎると
ファールすれすれのタックルで止めてくるという点は認識しておいた
方がいい。
DF/GK
左サイドのチッパーフィールドは、うまい守備でロッベンを止めるシーンが
目立ったが、おそらくエマートンだったと思われる右サイドは何度も突破を
許していただけに、左からの攻撃がねらい目か。CBに関しては高さはある
もののスピードやコンビネーションへの対応はいまいち。ただし、プレミアで
大活躍のGKシュウォーツァーからゴールを奪うのは容易ではない。
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