[親善試合] 日本 v 韓国(東アジア選手権延期に伴う親善試合)
スタジアム
国立競技場 東京 国立競技場 53,405人 レポート http://www.fifaworldranking.com/2003MFF6.html
招集リスト
No. POS 氏名 生年月日 身長体重 血液型 所属
23 GK 川口 能活 1975年 8月15日 179 78 A ポーツマス
1 GK 楢崎 正剛 1976年 4月15日 185 76 AB 名古屋グランパスエイト
12 GK 曽ケ端 準 1979年 8月 2日 186 78 B 鹿島アントラーズ
3 DF 秋田 豊 1970年 8月 6日 180 78 B 鹿島アントラーズ
2 DF 名良橋 晃 1971年11月26日 170 72 A 鹿島アントラーズ
6 DF 服部 年宏 1973年 9月23日 178 73 AB ジュビロ磐田
22 DF 山田 暢久 1975年 9月10日 175 66 A 浦和レッドダイヤモンズ
4 DF 森岡 隆三 1975年10月 7日 180 71 A 清水エスパルス
17 DF 宮本 恒靖 1977年 2月 7日 176 70 A ガンバ大阪
21 DF 坪井慶介 1979年 9月16日 179 67 O 浦和レッドダイヤモンズ
13 MF 奥 大介 1976年 2月 7日 173 72 A 横浜F・マリノス
15 MF 福西 崇史 1976年 9月 1日 181 74 A ジュビロ磐田
14 MF 三都主 1977年 7月20日 178 69 A 清水エスパルス
8 MF 小笠原満男 1979年 4月 5日 173 68 O 鹿島アントラーズ
16 MF 中田 浩二 1979年 7月 9日 182 74 B 鹿島アントラーズ
5 MF 稲本 潤一 1979年 9月18日 181 75 O フラム
19 MF 遠藤 保仁 1980年 1月28日 177 65 AB ガンバ大阪
10 MF 松井 大輔 1981年 5月11日 170 58 O 京都パープルサンガ
7 MF 石川 直宏 1981年 5月12日 175 67 B FC東京
9 FW 中山 雅史 1967年 9月23日 178 72 O ジュビロ磐田
11 FW 鈴木 隆行 1976年 6月 5日 182 75 O ゲンク
18 FW 永井雄一郎 1979年 2月14日 184 70 B 浦和レッドダイヤモンズ
20 FW 大久保嘉人 1982年 6月 9日 168 61 A セレッソ大阪
スタメン:
09 中山 11 鈴木
14 三都主 05 稲本 16 中田 08 小笠原
06 服部 03 秋田 02 森岡 02 名良橋
01 楢崎
スタジアムの状況
試合開始前、雨は降っていないが風が強い。基本的に日本側(TV画面の左)へ かなり強い風でしかも
舞っている。客席はほぼ満員、特にゴール裏は青一色。 韓国からのサポーターも3列1000人ぐらいはいるか。
前半:試合経過:
前半24分 YC■:曺秉局
前半コメント:
序盤は日本がペースを握ったが、有効なシュートを打つことができない。韓国も徐々にペースを掴んで
特にサイドからよい流れを見せるが、こちらも有効なシュートはなし。
日本勢では中山がいつもの激しい動きで存在感を見せていたが、鈴木はあまり有効な動きは出来ず。
チャンスの時に後ろやサイドにいることが多く、ゴール前が薄くなることが多い。中山は開いたときは
ゴール前に人がいなくなるシーンさえあった。
サントスはサイドで孤立するシーンが目立ち、たまにボールが来ても足につかない。小笠原は前線との
絡みで何度かいい形を作ったが、試合全体ではボールにタッチするシーンが少ないように見えた。このため、
DFラインまたはボランチからのボールを直接FWに当てようとして取られるシーンが目立った。
名良橋は何度かあがってチャンスを作ったが、服部はサントスが張っているせいもあり、あまりあがる
ことは出来なかった。中央は、1回だけ間をFWに抜かれるシーンがあったものの、韓国の攻めが少なかった
こともあり、無難にこなせたか。
全体としては、膠着状態でこのまま無得点になりそうな雰囲気が漂っている感じ。サントスあたりを
代えたいところだが、選手がいないか。雨は細かい雨が時折激しく振る感じ、ピッチがぬれるほどの
雨ではないが、ずっと傘なしでは苦しい程度。
前半:スタッツ
G S SOT CK F POS YC RC OFF
日本 0 1 1 2 13 -- 0 0 1
韓国 0 2 2 4 12 -- 1 0 3
後半:試合展開
後半11分 交代1:崔龍洙→安貞桓
後半14分 交代2:車ドゥリ→李天秀
後半20分 交代1:稲本潤一→遠藤保仁
後半20分 交代2:鈴木隆行→大久保嘉人
後半29分 交代3:中山雅史→永井雄一郎
後半41分 GOL:安貞桓 JPN 0-1 KOR
後半44分 交代3:李雲在→金龍大
後半47分 交代4:薛ギ鉉→王淨鉉
後半47分 YC■:薛ギ鉉
後半39分 YC■:三都主アレサンドロ
後半:コメント
アンジョンファンを投入したところから流れは完全に韓国。日本の中盤のチェックが甘くなったところで
ボールがよく回るようになり、前線に有効なボールが出るようになる。日本も大久保、遠藤を投入したときに
よい流れを作るが、それを完全に手にするには至らず。試合終了寸前に名良橋のあがったスペースをつかれて、
最後はアンジョンファンに決められたのは必然。チャンスは双方にあっただけに、前線の駒の差が出て
しまったと言うところ。
中山は自分の持ち味は発揮していたが、鈴木とのコンビネーションが全く取れていなかったため有効な
働きが出来なかった。鈴木は、前半は頻繁に見えた小笠原とのポジションチェンジがなくなって完全に
存在感を失った感じ。大久保は前線への飛び出しで何度かいいチャンスを作ったが、肝心のシュートを
打てなかったのが今後の課題。永井は時間が短すぎて評価できず。
中盤での一番での問題はサントス。サイドに張り付いているだけでゲームに入れず、たまにボールを
持ってもドリブルで抜こうとせずパスを出すだけ。ボールが足についていない。小笠原は、そこそこな
プレイではあったが、サントスやボランチとの絡みがほとんど見られずに有効な働きを出来なかった。
ゴール前への飛び出しでチャンスを作っただけに、中田英がいればいい働きが出来るかもしれないと
言う希望を残した。稲本はコンディション不足。なんどか前線へのパスは見せたが前線への飛び出しが
なかった。中田は前半は悪くはないプレイだが後半はチームとともに息切れ、守備への専念を強いられた。
名良橋はなんどかいい上がりを見せたが、周りのサポートがなくボールを奪われる事が多かった。
自分のパスミスが結果として失点につながったのが悔やまれる。服部は相手のマークとサントスの
ポジショニングであがる機会はなし、それでもDFは無難にこなした。秋田と盛岡は何度もピンチを
防いだが、さすがに最後までは持たず。楢崎は雨という難しいコンディションの中、健闘したと
言える。前半は問題なかったが、雨足の強くなった後半は手元にボールがつかなくなったのは
しょうがない。
全体を通じての感想
日本サイドの応援のまとまりはいまいち。ホーム側での2つか3つのグループで応援していて一体感
に欠ける。その点、人数は少なくても韓国は一丸となって応援していた。親善試合と言うことで、
両チームともあたりはさほど強くなく、悪質なプレーもなし。ただ、審判が明らかにファールを流す
方向でジャッジしていたのは試合の雰囲気が見えてないか。オフサイドやファールのジャッジを見るに、
レベルはアジアレベル、すなわち低いと言うこと。
ジーコは基本的にベンチに立っていて、中断時にのみ指示を与える程度。まあ、監督が指示できる
ことは限られていると言うことなんだろうけど。
負けた代表に対してサポーターは、拍手6割、ブーイング3割、無視1割と言ったところか。まあ、
多少はブーイングが聞けただけでもよしとすべき。試合後、グラウンドを一周して、メイン、バック、
ゴール裏2つでお礼を言っていた。
今日の試合については「負けるべくして負けた」と言う感じがあったので特に腹も立たず。ただ、
国内組メインで戦うはずのアジア予選を考えると多少憂鬱にはなる。ただ、相手はベスト4なんだ
から、実力通りという言い方も出来なくはないしね。後、所詮は親善試合なんだから、もう少し
サポーターも落ち着いてもいいかなと。一部に入れ込んでいるサポーターがいたみたいだけど、
いまさら韓国相手に特別な対抗心を燃やすのもどうかな。選手紹介でのJリーグ選手へのブーイング
の大きさはなんか違うと思うけどな。するなとは言わないけど、もっと相手のツボに対してやるのが
筋だと思うけど…。
スタッツ
G S SOT CK F POS YC RC OFF
日本 0 2 1 4 26 49 1 0 3
韓国 1 15 10 5 16 51 2 0 6
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